うかい<7621>(JQ)の旗艦店「うかい鳥山」は、6月5日から始まった恒例のほたる狩りで賑わっている。最初の土曜・日曜日に当たる7日、8日の2日間で2200人の客が訪れた。ほたる狩りは30年位前から続いていて、この時期が来ると「うかい鳥山」の最繁忙期となる。特に昨年、高尾山がミシュランの観光用ガイドブックで紹介され、海外の観光客が高尾山を訪れる機会が多くなったことと圏央道の鶴ヶ島JCTから川島ICの区間7.7kmが開通し、交通の便利がよくなった影響で、更に客数が伸びてきている。ほたる狩りは夜の8時に一斉に全棟の照明を消し、闇夜にほたるを放ち、約15分間、幻想的な音楽を聞きながら楽しむというものである。客の中には、ほたる観賞後、1年後の予約をその場で入れる人もいるくらい人気が高く、リピート客が多い。うかい鳥山全体で、35棟、74部屋、500席ということから2日間で2200人の客が来店したと聞いただけでその繁忙振りが想像できる。この繁忙期はほたる狩り(6月5日〜7月8日)の後、引き続き始まるほたる鑑賞の夕べが終わる8月の中旬まで続く。
☆集客力の見込める各観光名所に出店
前08年3月期の業績は、売上高131億4100万円(前々期比2.7%増)、経常利益4億6500万円(同39.1%減)、純利益1億9400万円(同53.5%減)と9期連続の増収であったものの、表参道うかい亭の開業費1億6100万円と保険解約益1億3100万円の減少により大幅減益となった。
今期は、売上高138億円(前期比5.0%増)、経常利益6億5000万円(同39.8%増)、純利益3億6300万円(同86.9%増)と増収大幅増益を見込んでいる。
これまで銀座うかい亭、東京芝とうふ屋うかい、表参道うかい亭と都心に出店したことと前述したミシュランの観光ガイドブックの影響により「うかい」の名は国内はもとより海外でも知られるようになった。そのため、都心の店舗はもちろんのことであるが、旗艦店であるうかい鳥山にも影響が出てきていて、1日約100名の外国人観光客が訪れている。日本の有名な伝統的家屋を移築し、日本の文化を知ることが出来ることから料理のみならず、日本建築に関心のある外国人客も増加している。
しかし、大型店の出店が最近続き、出店費用も嵩んだことから、今期は足元を固める期間として位置付け、新規出店を見送る計画であるが、表参道うかい亭が通年で売上に寄与することから、同店だけで8億8000万円の売上を見込んでおり、10期連続の増収を予測している。しかもTVで表参道うかい亭が取り上げられたことから、来店者数が急激に伸びてきていて、計画を上回る期待も出てきた。
高尾山に「うかい鳥山」「うかい竹亭」、東京タワー隣に「東京芝とうふ屋うかい」、表参道に「表参道うかい亭」、箱根に「箱根ガラスの森」、河口湖に「河口湖オルゴールの森」と集客力の見込める観光名所にはすべて出店していることから、更に知名度、業績もアップするものと期待される。







































































