巴工業<6309>(東1)は、神戸製鋼所<5406>(東1)が、今10月から開始する、インドネシアでの低品質石炭である褐炭を高品質化する改質褐炭事業の大型実証実験において、遠心分離機を活用した事業を促進していく。インドネシアの電力供給の拡大にもつなげていく。電力用の石炭は6、000カロリーの発熱が必要とされる。しかしインドネシアで産出される石炭の85%は褐炭とされる。褐炭は水分を含むため、3、500カロリーから4、000カロリーしか発熱せず、電力用としては適していなかった。
神戸製鋼は、石炭を天ぷらのように油で揚げることで、水分をとばす技術を開発。過熱後は、巴工業の遠心分離機で石炭と油を分解する。今年10月から実証実験を行ない、10年からの商業化を目指す。
改質褐炭事業事業は、インドネシア以外にも、経済発展に伴い電力需要が増加する中国やインド、ベトナムなども関心を持っているとされる。もし同技術の実証が成功すれば、資源の有効活用の促進に加え、拡大するエネルギー需要にも対処する公算が高い。







































































