朝日ラバー<5162>(JQ)の横山林吉社長は、08年夏発行の「朝日ラバー社内報」において、同社売上げのうち同社製品で占める割合が08年3月期に54%になったことについて「目標にかなり近づいたので、まずまずの成果」と評した。同社は中期経営計画のなかで、同社売上げのうち60%程度を自社製品にすることを目標としている。独自製品の確保により、景気変動に強い体制を構築することが目的。
横山社長は、自社製品の割合は事業毎によりバラツキがあることは認めるものの、「(会社全体として)景気の影響を受けにくくなってきていることは確か」とする。
また横山社長は、08年3月期下期に停滞したアサカラー・オプティカル事業は、「今期は順調に回復する」という見方を示した。ASA COLOR LEDの生産設備が移転し、本格稼動の体制に入ったことが要因。横山社長は「これからが期待出来る」とし、今後の業績推移に際し自信を深める。
社員の原価意識の徹底を図っていきたいと横山社長。「良いものを納期に合わせてお客様に提供するのは当然のこと。これをより安くつくるためには、原価を下げてその中の一定部分をお客様に戻していくことが正しい姿」とし、一人当たりの利益向上、時間当たりのコスト削減などを推進していく。
09年3月期に同社が達成すべき目標として、「何よりも業績目標の達成に向けて頑張っていく」とした。同社は09年3月期に連結売上高67億9、000万円(前期比8.1%増)、連結経常利益4億5、600万円(同40.1%増)、連結純利益2億3、400万円(同10.9%増)を予定する。
残業の減少、生産性向上のための教育、そしてシステムの変更を推進していく。さらに全社員に経営理念の浸透を徹底するために、昇格者研修や階層別研修を行なっていきたい、とする。
横山社長は「目標未達に終わっても許される企業風土から一日でも早く脱却し、結果を出すための手を打っていく」とし、業績達成に向けての決意を強調した。
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