最近は少子高齢化のため、いったん退職した社員・パートタイマーの再雇用や、雇用延長が進んでいる。という話をよく報道などで見ていたのだが、私自身も、最近、そういう場に遭遇した。ひとつは少し以前の話だが、お中元の申し込み・手配の場面だった。その百貨店では、利用者が多いので専門の催事場や席を設け、番号札を出して番号順に受付・応対する。そのお客さばきを、80代くらいの男性が行なっていた。長身にピシッとしたスーツを着、「はいッ、○○番のお客様、こちらへどうぞ!」と、現役時代にさぞや接客で鍛えたであろう矍鑠とした客さばきに、私は「ぬぬ、さすがは老舗百貨店、人材の層が厚い…」と関心したのだった。
もうひとつは、大型スーパー。食品売り場のレジで、70代くらいの女性に遭遇した。混んでいる時間帯で、かなりのスピードと正確さが求められるのだが、彼女はテキパキと手を動かし、私が小銭を出すのに手間取っていると、「お先にポイントカード、お預かりしましょうか?」と声をかけるなど、タイミングを心得ている。これも「さすがベテラン」と思った。
というわけで「再雇用・雇用延長を目の当たりにした」銘柄。(2008/8/1 株マニ)
■高島屋(8233)
老舗百貨店の高島屋は底値圏買い時。デパート不振時代も業績は好調
老舗百貨店の高島屋<8233>(東1)は、中期・短期とも続落トレンドで来ている。7月17日につけた年初来安値882円を底に、反発のきざしを見せているものの、まだまだ安値圏でモミあっている。上放れ→まずは次のフシ1000円ライン、さらに次のフシ1200円へ…と戻り足で行きたい。
現在の株価900円ラインでPERは約13倍、PBRは約1倍と、買い頃の数字。信用残は約1.4倍の買い長なので、市場では「今後、上がる」と見る向きも多いようだ。
全般に、デパートの売上は不振と言われるものの、同社の業績は堅調。今期2009年2月期は前年比増収増益を見込んでいる。会社四季報には、次期2010年2月期も増収増益の予想値が出ている。
■セブン&アイ・ホールディングス(3382)
セブン&アイ・ホールディングスは短期カラ売り、中期押し目拾いの場面か
傘下にセブン−イレブン・ジャパン、イトーヨーカ堂、ミレニアムリテイリングなどがあるセブン&アイ・ホールディングス<3382>(東1)の7月31日終値は3310円。5月16日につけた年初来高値3340円に迫る勢いだ。
チャートを見ると、続伸してきて、高値圏でモミ合っている。PERは約23倍と高め。信用残は0.45倍の売り長で、売り残は増加している。市場では「今後、反落する」と見る向きが多いようだ。短期ではカラ売りの局面らしい。
業績は好調。今期2009年2月期は前年比増収増益の見込みだ。会社四季報には、次期2010年2月期も増収増益の予想値が出ている。中期チャートではまだ天井圏とまではいかないので、中期なら調整局面の押し目を拾って上値追い、も一手か。
傘下のセブン銀行<8410>(JQ)の株価も好調だ。
田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。









































































