アドアーズ<4712>(JQ)は、14日に09年3月期第1四半期業績(非連結)を発表した。売上高53億7000万円(前年同期比0.7%減)、営業利益1億1600万円(同78.5%減)、経常利益7300万円(同87.1%減)、純利益1400万円(同95.7%減)と減収大幅減益となった。大幅減益の主な要因は、第1四半期に6店舗の新規出店と店舗のリニューアルを積極的に行ったことと過去に例の無い規模の新卒採用(38名)を実施したことである。☆アミューズメントの増収により全体の売上は微減に止まる
セグメント別売上を見ると、アミューズメント施設運営事業48億200万円(同6.9%増)、各種施設開発・設計・施工事業3億5000万円(同35.2%減)、パチスロ機・周辺機器レンタル事業1億円(同59.2%減)、その他の事業(不動産事業など)1億1700万円(同6.6%減)と主力のアミューズメントを除くすべての部門が減収となっているが、アミューズメントの増収により全体の売上は微減に止まっている。
☆全社一丸となったコスト削減・運営の効率化で補う
今期最も注目されている点は、今期7店の新規出店を当初計画していたが、第1四半期に6店舗したにもかかわらず、7月7日に発表しているようにアミューズメント施設8店舗(年間売り上げ規模20億円相当)を譲受けたことである。店舗数が急増することで、投資費用も嵩み、今期中に当初計画通りの利益が達成できるかどうか。
同社ではその点に関して、出店の初期コスト負担が第1〜第2四半期に集中することから、上期でのアミューズメント施設事業での利益額が減少する見込みとなったが、第2四半期以降の施設関連事業が好調であることや、全社一丸となったコスト削減・運営の効率化で補える見込みであるとしている。
☆積極的な出店負担をカバーし、最終増益になるかに注目
したがって、通期業績予想は売上高250億円(前期比10.0%増)、営業利益18億円(同7.0%減)、経常利益16億2500万円(同15.3%減)、純利益8億3000万円(同0.3%増)と当初予想通りとしている。
第2四半期以降はTVコマーシャルを開始し、ライトユーザーの取り込みを行っている。また、7月12日には今期7店舗目となる竹ノ塚店をオープン、8月5日にはラジコン事業などターゲット層の異なる業態との複合コラボレーションを開始する等、積極的な店舗展開を実施している。
同業他社が、郊外店舗を閉鎖している中、同社はチャンスと捉え、駅前の店舗出店に注力している。積極的な出店負担をカバーし、計画通り最終増益となるかどうか注目したい。
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