来週はいよいよ9月相場入り。8月はザラ場ベースで高値1万3468円(8月11日)、安値1万2631円(8月22日)――、高安の振幅は837円と1000円を切った。昨年8月はサブプライム・ショックで2012円の変動幅だったのに比べると「今年の8月はおとなしい動き」だった。9月はどう動くか。過去16年のデータは良くない。8月末と9月末比較での日経平均は高かったのが3回、安かったのが13回。「3勝13敗」。来週はその始まりの週。
緊急景気対策で内需関連株に対しインパクトを与えることができるかどうか。また、111〜122ドルのモミ合いとなっている原油相場がどう動くか。需要期入りということで、高値147ドル(7月11日)をうかがう動きとなれば資源エネルギー株、代替エネルギー株に人気が出るだろう。一方、原油価格が上昇することは、アメリカ経済にとって、沈静化していたインフレが再燃する。そうなれば金利引き上げが避けられない可能性がある。景気、企業業績の後退が鮮明となっている実体経済が金利引き上げに耐えることができるかどうか。1万2000ドルの手前でモミ合っているNYダウの頭を押さえることにならないか。目が離せない材料は多い。
さらに、「新冷戦構造」もある。ロシア、北朝鮮など旧東側は、弱体化しているアメリカを叩くのは今がチャンスと見ているはず。コケにされたアメリカが、カチンとくれば北朝鮮への攻撃も否定できない。9月は平和の祭典オリンピックが終わって、生臭い話が出てくる。









































































