三菱商事<8058>(東1)が「上昇基調」をキープしている。8月末の終値が3030円となったことで、24ヶ月線の2990円を割らなかった。一時は8月18日に2740円まで下げ、24ヶ月線を割り込むのは避けられないと見られていた。
これで、2003年7月に24ヶ月線を抜いて「買い転換」(転換価格873円)となって以降、現在まで8年1ヶ月にわたって上昇相場基調が続いている。
この背景には原油価格の底堅いことがある。原油相場は7月11日に147ドル(1バレル)をつけ、8月15日には111ドルまで下げた。北京オリンピックも終わったこともあり、そのまま下に行くかと見られたが、122ドルと戻しモミ合いとなっている。
冬場の需要期にはいる。オリンピック後の中国の経済が思ったほど落ち込まないということになれば相場は急伸の可能性がある。さらに、米ロの軍事緊張も出てきた。資源に強い同社株に追い風である。
ただ、上値は4000円手前でダブル天井を形成している。常識的には3000〜3500円のモミ合いとみられるが、上記の材料次第で原油価格急騰となれば高値更新の可能性も含んでいる。ただ、同社株が動くことは加工産業にとってコストアップ、消費者にとって節約志向となり、こうした銘柄は動き難くなる。







































































