最近、再び太陽電池製造装置、太陽光発電設備などの関連銘柄が買われている。2009年度予算の概算要求で、関連分野への補助金復活が取りざたされるなど、動意づいている。また、市場では材料難から、中期の買い材料のある銘柄が買われているという指摘もなされている。
いずれにしても、「環境」「低炭素社会」は、中長期で買いテーマだ。銘柄によって、「人気銘柄は押し目買い」「まだあんまり目をつけられていない関連銘柄をひそかに待ち伏せ買い」など、上手に選択して売買したいものだ。(2008/09/01 株マニ)
■日清紡<3105>(東1)
日清紡は太陽電池製造設備・燃料電池セパレータ事業にシフト
日清紡<3105>(東1)は紡績大手だが、今後は、同事業は海外での生産を拡大し、国内の経営資源は、太陽電池製造設備事業と燃料電池セパレータ事業にシフトしていく方針という。
この方針を8月28日に発表したところ、29日は急伸。同日終値は115円高の1213円となっている。
しかしこの株価でPERは16.54倍、PBRは1.03倍と、とくに割高・過熱感はない。信用残は0.72倍の売り長となっている。目先、調整は入ると思われるので、押し目拾い→上値追いの展開か。
■NBC<3534>(東2)
NBCは太陽光発電など新分野開拓。地味ながら優良企業株
NBC<3534>(東2)はスクリーン印刷向けなどのメッシュクロスの国内トップメーカー。「太陽光発電など、新分野開拓に注力」ということで、ここに入れる。太陽電池製造装置関連銘柄として名高い(?)エヌ・ピー・シー<6255>(東マ)の打ち間違いではありませんよ。
NBCのこの1〜2ヵ月ほどのチャートを見ると、下値1100円ライン、上値1250円ラインの三角保ち合いを形成しているように見える。8月29日終値1185円でPERは9.66倍、PBRは0.58倍と割安。
業績は好調堅調で、今期2009年3月期連結業績予想は前年比増収増益。会社四季報には、次期2010年3月期もさらに増収増益の予想値が出ている。
高めの配当金も魅力。今期末(通期)配当金は44円予想。現在の株価で利回り約3.7%の計算となる。
前期末で有利子負債ゼロ、現金等58億6100万円と、財務面は堅い。大口株主には日清製粉グループ本社をはじめとした日清系企業や、都銀、信託口、欧州系外資などが並んでいる。
田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。








































































