日本綜合地所<8878>(東1)が7連騰を達成。3日に年初来安値134円まで下げた後、売られ過ぎ感から5日には200円の大台を回復、その後も天井知らずの上げを演じ、11日には400円の大台乗せ。翌12日も419円まで値を飛ばすなど、この一週間の間に終値ベースで約2.8倍の上昇となった。この間、日経平均がほとんど上昇を見せなかったこと、不動産業が値下げ率上位に入った日もあったことを考慮すれば、すさまじい勢いでの株価回復である。8日にリリースした今年9月下旬以降に販売する同社の分譲マンション全ての物件において、CO2排出量を約80%削減出来る電球型蛍光灯を採用することを発表した。環境に優しいのはもちろんのこと、白熱電球より寿命が約2倍長いためランニングコストの削減にもつながる。また消費電力の削減で電気料金の圧縮にもつなげられる点が大きなメリットである。
景況感の失速、先行き不透明感の増大でマンション市場が再び冷え込み始めている中、ライバル他社に差をつける有利な材料といえる。株価の急上昇もその将来性の高さを見越した動きかもしれない。それでもPERは未だ3倍弱と割安感は依然強く、週明けはさらなる上値を試す展開となる可能性もある。
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