独立系ソフト開発のインフォメーションクリエーティブ<4769>(JQ)が7日発表した前08年9月期決算(非連結)は、製造、通信、金融、サービスの各業種向け案件を中心に受注が堅調に推移し、売上高64億9900万円(前々期比6.8%増)、経常利益5億6900万円(同10.2%増)となり、01年9月期の最高経常益5億2600万円を7期ぶりに更新し、過去最高となった。しかし、その一方で純利益は8000万円(同67.0%減)と、投資有価証券の評価損失発生及び役員退職慰労引当金の計上等により、大幅減益に終わった。
事業部門別の売上高は、<ソフトウェア開発>29億5800万円(同5.9%増)、<システム運用>22億9600万円(同10.1%増)、<ネットワークソリューション>9億8100万円(同2.8%増)、<その他>2億6300万円(同5.9%増)と全ての部門で増収となった。
<その他>の内容は、パッケージソフトウェアの販売に伴うOA機器の販売及び電子デバイスのテスティング作業の受注が減少したが、通信関連のハードウェア設計の受注増加に加え、自社製パッケージソフトウェア「チケット for Windows」と美容・理容業向けASPサービス「サロンキーパーコーマ」の販売も増加した。
09年9月期業績予想は、売上高67億8300万円(前期比4.4%増)、経常利益5億7900万円(同1.6%増)、純利益も3億2800万円(同306.2%増)と平常化し、過去最高となる見通し。1株当たり純利益は85円86銭の予想。
今期の主な戦略としては、ソフトウェア開発事業において、組込み系システム開発の体制を強化するために専門部門を設立し、組込み系ソリューション領域の顧客拡大と技術力の向上を図っていく方針。
また、新たな事業として、お客様拠点設置のサーバ、ネットワークシステムの監視・運用を自社のリモート運用センタからネットワーク経由で提供する、リモート監視サービス事業を開始して収益基盤を強化する。
なお、前期の期末配当については、最終減益とはなったものの一過性の要因によるものであり、本業については当初の予想を上回る業績を達成できたことから、従来予想の20円から22円に引き上げている。
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