シスメックス<6869>(東大1)は18日、中東湾岸地域における販売・サービスを強化するため、ドバイ(UAE)に現地法人シスメックス ミドルイースト エフズィー エルエルシーを設立し、既に体制整備を進めてきたが、この度準備完了し本格稼働していくことを発表した。アラビア半島諸国、トルコ、イラン、エジプト、イスラエル及びイラクからなる中東湾岸地域は、人口が約3.5億人とEUの70%に相当し、近年では社会インフラの整備も急ピッチで進み、医療分野における新たな成長市場として注目が高まっている地域である。
これまでは同社代理店が、中東湾岸地域各国の二次代理店に業務を委託し、間接的に販売サービスを行ってきたが、成長著しい中東湾岸市場での取り組みをさらに強化するため、現地代理店に対して同社が直接各種支援を実施する目的で、2008年6月ドバイ(UAE)に現地法人シスメックス ミドルイースト エフズィー エルエルシーを設立、この度、活動の準備が整ったことで11月18日に開催するオープニングセレモニーを皮切りに本格的に稼動していくこととなった。
今後は近隣14カ国の現地代理店への販売・サービスの支援及びマーケティング活動、学術活動を進めていくほか、サウジアラビアおよびエジプトの代理店に現地法人の社員を派遣し、直接、シスメックス製品の販売・サービスを実施していく予定。
直接自社の拠点を設置し、メーカーである同社が積極的に販売・サービス支援を展開することで、現地の多様な医療ニーズを的確に把握し、中東湾岸地域のニーズに適合した検査装置・試薬等の普及を進めていくことで、さらなる業績拡大につなげていく方針である。
【株価診断】 10月28日に付けた年初来安値2355円で底打ちし、同月30日には3000円の大台を回復、緩やかながらも株価は上昇トレンドに転じている。今月17日には高値3550円を付け、年初来安値から半値戻しとなった。
年初来安値を付けた10月28日に、今通期予想の下方修正を発表しているが、基本的に本業の収益力は底堅く、悪材料出尽くし感も手伝って、一定の調整を経ながらも、今後の株価は底堅く推移するものと見込む。









































































