六甲バター<2266>(大2)の業績が好調に推移している。今08年12月期第3四半期売上高は前年同期比横ばいの242億5300万円に留まったが、それでも当初予想を上回る数字を確保したうえ、営業利益・経常利益及び最終利益は前期の赤字から、それぞれ5億6600万円、4億5300万円、6億1100万円と劇的に改善した。
今年9月1日納品分より一部家庭用チーズ製品の価格改定やグラム数減少による実質値上げを実施したことが利益率改善の大きな要因となった。当初は値上げに伴う売上の大幅な減少も懸念されたが、予想ほどの悪影響は見られず、値上げは同社の業績にとって成功策であったと言える。特に主力のチーズ(QBBブランドで知られている)部門の売上が前年同期比3.1%増加したことは明るい材料である。
通期業績予想に対して、既に3Q時点で営業利益の進捗率が97.6%、経常利益が96.4%と高水準であり、利益面の上方修正の可能性も出てきた。通期予想でのEPS(35.31円)、18日終値(347円)換算でのPERは9.83倍と2部銘柄平均PERを下回り依然割安水準は続く。今月14日には355円まで値を回復しており、この水準を抜ければ400円の大台も視野に入るであろう。









































































