カルチュア・コンビニエンス・クラブ<4756>(東1)CD・DVDレンタル最大手の「TUTAYA」をFC展開
【事業概要・特色】 CD、DVDレンタル最大手の「TSUTAYA」を核に持つ持株会社。他チェーンの取り込みや、フランチャイズを中心に新規出店に積極的で、全国に1300店舗以上を展開している。渋谷店は日本一の品揃えともいわれ、希少な作品を求めるために遠方地から訪れる人もいるという。レンタルだけでなく、販売店舗も900店舗ほどあるほか、リサイクルショップや本の販売なども行う。
09年3月期は売上高5.2%増の2500億円、営業利益1.9%増の155億円、1株利益41.6円、配当は年7円を予定。
消費密着の強さで営業利益は連続増益を更新中
【業績&材料】 国内消費が冷え込み外出を控える中でレンタル事業は堅調な分野。既存店舗の売上高はほぼ横ばいだが、新規出店は70店舗以上の見込みで、利用者数は順調に推移している。会員数は3000万人を超え、国内最大。また、近年はインターネットによる配送サービスの普及も拡大しており、11月現在の会員数は55万人以上と今年だけで15万人以上増加している。これも国内トップクラスで、パソコンや携帯電話からのインターネットの普及にうまく対応している。認知度の高さから、自社のポイントカード「Tカード」を使った他企業との提携も行っており、ファミリーマートやすかいらーく、オートバックスなどを利用した際にもポイントがたまる。こちらの分野からも日常の生活への密着にも積極的に取り組んでいる。
330円台でダブル底形成以降は快調に戻す
ボトムからの上昇率は2.8倍
【株価の推移】 2006年の株式分割後、特損などによる純益低迷が響いて長期下降相場が継続。07年3月期からの黒字転換に歩調を合わせ株価も07年9月の340円を一番底、08年3月の333円を二番底として反発に転じ、12月5日には950円まで戻した。ボトムからの上昇率が2.8倍に達したことと26週線に対する乖離が40%を超え過熱感も目立ってきた。分割後の高値は1666円806年4月)、同安値は333円(08年3月)で、中間値は999.5円。去る5日に950円まで戻して、前週末866円と調整したのは中間値へ接近したこともある。買い方の平均的コストであり、売り物が出やすい。
PBR5倍台など指標は割高
チャートも目先警戒から押し目買いに徹する
【投資方針】 12月5日の戻り高値950円でのPERは22.8倍、同利回りは0.73%。特に、9月中間期末での1株当り純資産183.6円で計算したPBRは5.17倍にも達する。指標から見る限り、明らかに割高。特に、PBRが異常に高い場合は、業績等に仮に下ブレが出ると急落する可能性がある。
中間値接近もあって、売り方のカラ売り攻勢も強くなっている。信用の売り残が07年10月以来となる水準まで急膨張している。07年10月の時も774円を高値に下げに転じた経緯がある。
消費間連で成長企業としての人気は高い。しかし、指標、チャートでは警戒水準に達しており深追いは慎みたい。新規買いは810円程度、売りは1020円程度が一応のめどだろう。
・【特集】消費関連銘柄の買い時・売り時







































































