日本車輌製造<7102>(東名1)の株価はこの2008年1年間で45.2%上昇と、東証1部銘柄で22番目に高い騰落率を達成した。しかし、同社の株価は09年もさらなる上昇が期待される。
主力の鉄道車輛・輸送用機器事業において、東海旅客所鉄道(JR東海)<9022>(東1)向けN700系新幹線電車のほか、京王電鉄、名古屋鉄道、遠州鉄道向け電車などの納入が好調、輸出では米国向け客車や台湾向け通勤電車部材などの実績が2Q時点で計上されたほか、輸送用機器においても、主力のLPG民生用バルクローリなどLPG関連製品のほか、大型陸上車両、コンテナの売上が好調であった。通期でも上期に繰り下げられた一部製品の納入が下期計上されるほか、生産性の向上努力が実り、売上は前期比1.9%増、利益も全ての段階で前期の赤字から大幅な黒字転換を見込んでいる。
特に好材料となるのが、今年8月15日、JR東海との間において、相互補完関係の構築、両社の総合的な技術力向上を目的とした資本業務提携契約を締結し、資本・営業面での強化が図られたことである。これにより、JR東海が進めるリニア中央新幹線プロジェクトに、車両の開発・設計・製造及び保守の面で優先的な参入確保に成功、中・長期的な収益拡大の機会を得たと言える点が大きい。来年からはJR東海のリニア中央新幹線プロジェクトがより具体的に進展していくものと思われ、同社の収益拡大チャンスが増す。
今年も年末に向けて上げ相場であったが、来年は今年の年初来高値348円を超える場面も期待出来る。
・リニア中央新幹線関連銘柄特集(関連)









































































