ハトメ、ホック、マジックテープR、ファスナーなどあらゆる付属品(パーツ)を提供するモリト<9837>(大2)は、1株純資産を大きく割り込み、安値圏にあり今後の展開に期待できることから注目してみたい。同社は昨年3月にクラレ<3405>(東1)グループと事業・資本提携を結んでいる。従来からの関係がより強化され、その効果が現れるのが、2010年3月期以降と思われる。モリトの強力な販売力と顧客基盤、クラレの子会社クラレファスニング(KFS)の面ファスナーにおける高い技術力を生かした商品開発が注目される。
中でも、環境対応型商品の浸透を進め、CO2排出量削減など環境に配慮した自動車・鉄道・航空機・船舶における成型面ファスナーの拡販に期待がかかる。物流業務と加工業務の機能をKFSの丸岡工場(福井県)に集約し、配送コストの低減、時間の短縮をはかり収益拡大を目指す。足元の業績、1月23日に2008年11月期決算の発表が予定されているが、売上高は前年比4.6%減の370億円、営業利益は同10.1%増の16億円、経常利益は同12.4%増の15億円、純利益は同10.6%増の11億円と2ケタ増益と好調見通し。
また、60万株5億円を上限として、昨年年6月2日から本年2月15日まで自社株買いを実施中で、PBR0.48倍と1株純資産の半分以下の割安水準にあることから下値不安が少なく、押し目買い妙味が膨らもう。









































































