ノリタケカンパニーリミテド<5331>(東1)は、昨年10月に近年にない水準の安値212円まで下げた。しかし、そこから反転上昇に向かい、今年1月9日には372円まで買い上げられた。ボトムからの上昇率は75.5%と、この間の日経平均の33%上昇を大きく上回っている。
セラミックが太陽電池向けに好調なことが手がかりになっている。9月中間期(第2四半期)では、太陽電池向け等の伸長で「セラミック・マテリアル部門」が前年同期比で9.6%増収、同部門の営業利益でも12.4%増益。「工作機材部門」の1.6%増収、6.5%減益、「食器部門」の22.7%減収、同13億円超の赤字、「電子部門」の7.6%減収、17.6%減益などに比べ好調だった。1株純資産が511円で、安値時点でのPBRが0.41倍だったことも株価反転になった。ただ、09年3月期は売上高5.3%減の1750億円、営業利益47.6%減の55億円と業績は不振。1株利益は7.4円。年9円配当は継続方針だが、配当性向は121%と窮屈。
400円台乗せでは利益確定売りを先行するところ
9日(金)の終値370円は、利回り2.43%だが、PERは50倍とマーケット平均の16.8倍を大きく上回っている。太陽電池という人気材料を考えても、やはり割高感がつきまとう。太陽電池用セラミックで全体の業績の落ち込みをカバーはできないのだから。
まだ買えるとすれば、PBRが0.72倍程度であることだろう。それでもPBR8倍の410円程度までが上限ではないだろうか。400円へ乗せて来たら、一旦、利益確定売りを先行させるところである。
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