鈴茂器工<6405>(JQ)は、米飯加工ロボットを主力とする食品機械メーカーで、寿司ロボットの分野では市場シェア約5割を誇っている。食に対する安全意識が高まっているため、洗浄剤や除菌剤を製造販売するセハージャパンを完全子会社化し、寿司ロボット用洗浄剤など衛生商品の販売を強化する。さらに、食品メーカーや大手スーパーなど、総菜市場向けの食品用包装機械も拡販する方針だ。世界的な景気悪化の影響で、特に米国など、海外の需要先における設備投資抑制が懸念されている。10年3月期の業績は、金型投資負担の軽減や、セハージャパンの洗浄剤・除菌剤販売も寄与する見込みだが、弱含みとなる可能性も考えられる。
株価の動きを見ると、昨年秋の安値圏から反発した後は、13週移動平均線がサポートラインの形となり、26週移動平均線も突破して、出直り感を強める展開だ。PBRは依然として1倍を大きく割り込んでおり、割安感の強い水準である。薄商いが難点だが、下値を切り上げる展開も期待できるだろう。ただし10年3月期の業績見通しには注意が必要だろう。
>>鈴茂器工のIR企業情報









































































