14日に鈴茂器工<6405>(JQ)は、10年3月期連結業績予想を発表した。売上高54億8000万円(前期比4.3%増)、営業利益3億6500万円(同33.6%増)、経常利益3億6500万円(同29.1%増)、純利益2億900万円(同23.6%増)と増収増益を見込む。同社は米飯加工機業界のリーディングカンパニーで、特に寿司ロボットを開発した企業として有名。毎年スズモフェアーを全国で開催し、各地の食品業界の関係者に同社の製品、新製品等を紹介することで、販売及び、新規顧客の開拓を推進している。特に、昨年10月に究極の寿司ロボットといわれるシャリ玉をふんわり握る技術を開発したことから、主力の寿司ロボットの売上が伸びている。
寿司ロボットの需要は、回転寿司の店舗数が、年々増加していることから、まだまだ伸びるといえる。例えば、回転寿司業界のリーディングカンパニーであるカッパ・クリエイトは席数200を超える大型店舗を毎年30店舗以上のペースで出店する計画。しかも同じペースで、今後数年間継続する計画を持っている程である。
先述した究極の寿司ロボットである超小型シャリ玉ロボットSSN−FLAにその周辺機であるシャリ玉移載装置、軍艦巻き装置、トレイ収納装置、新型寿司包装機PGS−SNB、新型包装寿司ロボットSGP−SNB等を付けくわえることで、短時間で多くの寿司を作るとともに、トッピングを変えることで多種の軍艦巻きもでき、しかも持ち帰り用の包装寿司もできる等様々な用途に応えている。
また、同社の米飯盛り付け機は、急激な経済の落ち込みにより、レストランで食事を済ませるより、社員食堂を利用したり、コンビニ・スーパーで弁当を求めるサラリーマンやOLが増えていることから、需要は拡大している。
更に、昨年アルコール系洗浄剤、殺菌剤を製造・販売するセハ―ジャパンを子会社にしたことで、スズモフェアーに出店するとともに、全国各地の食品衛生協会にも紹介する等シナジー効果が出てきている。
飲食業界の競争は激化しているため、省人化、高機能化、スピード化、食の安全・安心等に対応した機器、商品を揃え顧客のニーズに全て応えている同社の優位性は今後も続くと思われる。
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