●ファンケルは通期業績予想の増額と中国での期待強まり高値更新
ファンケル<4921>(東1)は、73円高の1648円と続伸、一時119円高の1694円と買い進まれ10月27日につけた年初来高値1633円を更新した。前日9日、同社は2009年9月中間期決算と10年3月期業績予想の上方修正を発表、これを受け、ゴールドマン・サックス(GS)証券が同社株の投資判断を「ニュートラル」(中立)継続で、目標株価を1300円から1400円に引き上げたことも株価を刺激した。通期の売上高は従来予想を76億円上回る1051億円(前期比7.2%増)、営業利益は同12億円上回る85億円(同27.5%増)に増額した。中国の連結子会社の利益上乗せが寄与。株価は、信用取組倍率0.21倍の好需給を支えとして25日移動平均線が下値支持線に上昇トレンドを継続、PER30倍台と割安感にかけるが、中国での期待感が強まっており、07年1月高値1936円奪回から2000円大台回復が目先目標となるところか。
●近畿車輛は続伸、業績予想の上方修正を好感
近畿車輛<7122>(東1)は、68円高の829円と続伸、一時76円高の837円と買い進まれた。前日9日、同社は2010年3月期第2四半期・通期業績予想の修正を発表、上方修正したことを好感された。通期の売上高は従来予想を10億円上回る560億円、営業利益は同13億円上回る79億円に修正。アメリカ子会社で、ダラス高速運輸公社向け車両の工事進捗で原価改善が見込まれることなどが寄与。株価は、8月17日につけた年初来高値936円から11月6日安値731円まで200円幅の調整を挟んで出直る動き。900円前後には戻り待ちの売りが控えており、ここから上値は限られそうだ。
●大日本スクリーンは通期営業損益の赤字幅を縮小し急反発
大日本スクリーン製造<7735>(東1)は、28円高の385円と急反発した。前日9日、同社は2009年9月中間期決算と10年3月期業績予想の修正を発表、通期営業損益の赤字幅縮小を好感された。通期の営業損益は従来予想200億円の赤字から190億円の赤字(前年は45億円の赤字)に修正した。これを受け、野村証券が同社株の投資判断を「1」継続で、目標株価を533円から537円に引き上げたことも後押しした。株価は、10月21日付で野村証券が投資判断「1」継続、目標株価を413円から533円に引き上げたことで、10月27日に年初来高値428円をつけた後、11月5日安値351円と利益確定売りに下げて切り返し急となっている。二度にわたる目標株価引き上げで目先材料出尽くしとなるか見極めるところだろう。
●井関農機は9月中間期業績予想の増額を好感し急反発
井関農機<6310>(東1)は、24円高の366円と急反発した。前日9日、同社は2009年9月中間期業績予想の修正を発表、上方修正したことを好感された。中間期売上高は前回予想を2億2600万円上回る697億2600万円、営業利益は同9億2800万円上回る25億2800万円に修正した。販管費が減少したことが寄与。株価は、8月17日の年初来高値477円から調整、340円割れで下値を固め出直る動き。上値抵抗線として意識される10月27日高値379円突破となるか注目されよう。
●第一精工は業績予想の上方修正を好感しストップ高
第一精工<6640>(JQ)は、450円高の4500円と急反発、一時500円の4550円ストップ高と買い進まれた。前日9日、同社は2010年3月期第2四半期・通期業績予想の修正を発表、上方修正したことを好感された。通期の売上高は従来予想を25億円上回る425億円(前期比0.7%増)、営業利益は同14億円上回る63億円(同84.0%増)と増益幅を拡大する見通し。株価は、9月3日に年初来高値4880円をつけた後、LED関連人気が下支えしモミ合いを続けているが、5000円台乗せとなるか注目されよう。
●トヨタ自動車は4日続落、海外勢が換金売り
トヨタ自動車<7203>(東1)は、米国市場でダウ平均が大幅4日続伸となったにも関わらず、90円安の3410円と4日続落、一時3400円割れの3390円まで売られた。市場では、海外勢の換金売りが続いているとの指摘がある。日米関係の悪化を懸念した売りが優勢との声も聞かれた。株価は、8月10日の年初来高値4190円から10月5日安値3330円まで調整、その後、3700円手前まで戻りを試して、再度、下値を試す動きとなっている。二番底を形成し出直る動きとなるのか、13日に予定されているオバマ大統領と鳩山首相の会談は、同社株を占う意味で、相場全体を占う意味でも注目されよう。
●ソフトバンクは3日続伸し高値に迫る、3ヶ月連続の携帯純増数トップを好感
ソフトバンク<9984>(東1)は、45円高の2190円と3日続伸、一時85円高の2230円と買われた。前日9日発表された、10月の携帯電話・PHS契約数で新規契約から解約を差し引いた純増数はソフトバンク傘下のソフトバンクモバイルが9万7500件と3ヶ月連続でトップとなったことを好感された。これを受け、SMBCフレンド調査センターが同社株の投資判断を「やや強気」継続としたほか、9月中間期営業利益が前年同期比28.1%増の2306億2100万円と好調なことも買い安心感を呼んだ。株価は、10月27日に年初来高値2270円に迫る場面も見られており、目先は好材料出尽くし感も出るところか。






















































