ピックルスコーポレーション<2925>の2007年2月期8月中間期(連結)は、売上高85億9800万円(前年同期比3.3%増)、経常利益1億3500万円(同0.8%の減)、当期純利益1億100万円(同800万円を計上)だった。通期の予想は売上高174億6100万円(前期比5.4%増)、経常利益2億7800万円(同35.4%増)、当期純利益1億5500万円(同3700万円の赤)である。
引き続き不採算部門の改善に取り組むが、これもメドはついた。八幡屋は今期900万円の営業赤字と大幅に赤字は縮小する。中京地区(中京工場)、東北地区(宮城・福島工場)も改善は著しく、3部門ともに来08年2月期には黒字化する見込みだ。
各地に工場建設するなど、同社の設備投資は大型化していたが、これも一段落。04年6億7000万円が、来期は2億円の見込みと一巡。この結果、浅漬けの全国統一アイテム化を目指す戦略は拍車がかかってくる。これができるのは同社だけだ。寡占化の進む業界で、当面10%のシェアを目指す同社には、大きな武器となりそうだ。小規模メーカーには負担の大きいポジティブリスト制も、同社には優位をもたらすことだろう。
除々苑と共同開発したキムチ製品は5月に発売したばかりだが、計画通り推移。大手量販店との新規取引開始に貢献もしている。NB(ピリッ辛シリーズ)、地場野菜使用製品の拡販も引き続き推進する。同時に、商品ラインアップの充実や、自社ブランドの輸入商品販売にも力を入れる。品質向上を目指した基礎研究のための研究棟も5月には完成した。
拡大策の実施だけではなく、財務面では有利子負債削減も毎期実施。ピーク時の45億5100万円も前期末35億9500万円に、08年3月期は27億円にする方針だ。拡大発展への準備は着々と進行している。







































































