長島和弘の大株主ウォッチャー
サブプライム問題をキッカケとした株価暴落によって外国人投資家の処分売りなど懸念されるなか、異彩高を演じる銘柄が増えている。参院選与党惨敗から年内に解散総選挙もとの声も囁かれており、政治色の強い銘柄と思えるフシもある。素直にそうした流れに乗ることも一つだろう。今注目されるポイントとして、@外国人保有比率が低い(目安として10%以下) A特定株保有比率の占める割合高いなどが上げられる。もちろん、業績の裏付けは欠かせない。
昨日ストップ高した新日鉄系の日本電工<5563>(東1)は、外国人持株比率が6.5%、新日本製鐵<5401>(東1)が同20.5%と比べても売り圧力が小さいことが分かる。日本電工のメインバンクは三菱UFJ銀行である。同じ三菱UFJフィナンシャルGの三菱UFJ証券が投資判断「1」継続、目標株価を940円→1600円に引き上げている。これだけを見ても訳あり銘柄と思わざるを得ない。
同じ新日鉄系の大同特殊鋼<5471>(東1)が、2月26日につけた年初来高値938円に迫る勢いになっている。同社の外国人持株比率も9.7%と売り圧力が低い。クレディスイス証券が投資判断を「アウトパフォーム」継続、目標株価を960円→1120円に引き上げている。メインバンクはやはり三菱UFJ銀行である。
外国人保有株比率と株主・メインバンク等が分かれば、株価も見えてこよう。この2銘柄が新日鉄株建て直しの先導役となるか注目されよう。三菱と新日鉄の関係については昨年から触れていたが、この関連については引き続き目を離せない状況になっている。
●参考(過去の記事)
2006年11月14日
安倍首相の極秘会談にみるK氏関連銘柄 三菱系・新日鉄系物色の動きは続く 日本電工は第二の大平洋金属になるか
http://ookabunushi.seesaa.net/article/27442380.html
2006年09月11日
気になる三菱と新日本製鐵の関係、大平洋金属と日本電工が新高値更新
http://ookabunushi.seesaa.net/article/23585442.html
2006年04月24日
株式投資に勝つためには
http://ookabunushi.seesaa.net/article/18299795.html
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