07年11月期は異常気象でアウトドア衣料低調で減益だが
フィッシング人口は着実な増加
07年11月期の業績が、フィッシング・アウトドア衣料が9月以降、気温の高い日が続いたことにより冬物の立ち上がりが遅れたため中間期に発表した数字を下回る。このため株価は2003年12月以来の700円割れとなったが、1株純資産2206円(中間期実績)、配当年22.5円に対しPBR0.3倍、利回り3.2%と割安。中期投資で好買い場といえる。短期借入金がわずか2200万円あるだけで、8億5500万円の現金預金を持ち財務内容は優秀である。同社はフライフィッシング、ルアーフィッシング関連用品の大手。自社開発品が80%程度と高く、これは、1984年に毛ばりを巻く針をデザインし開発、アメリカで売り出したところ好評を博し、以来、「TMCフック」は世界において、毛ばりの最高級としての地位を得ているからだ。
フライフィッシングは、1グラムにも満たないフライを飛ばして水面に着水させ、水面上で昆虫が漂っているように見せかけ、魚とのゲームを楽しむスポーツ。一方のルアーフィッシングもスポーツで、金属やプラスチックで作った小魚を本物のように見せかけ魚がエサと思って食いつくようにゲームを楽しむ。共に、大自然のなかで楽しむスポーツで、欧米では古くから親しまれている。最近は日本でも女性層が増えるなど愛好者は着実に増加している。
07年11月期は売上高30億5200万円(06年11月期29億7600万円)、営業利益2300万円(同9900万円)、経常利益8000万円(同1億700万円)、当期純益2400万円(同4600万円)の見通し。来期の回復を見込めば中期仕込み場といえる。
1株純資産2206円 株価700円でPBR0.3倍
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