長島和弘の大株主ウォッチャー
IHI<7013>(東1)が、20円高の224円と大幅高で引けた。市場には、午後2時に決算発表で悪材料出尽くし上場廃止にならないとの見方が広がり、取組妙味などから目先資金を呼び込んだ。何れにしてもIHI自体は、事業の見直しなど多方面から抜本的に立て直しが急務となろう。
IHIは、東京都江東区豊洲に保有する土地を第一生命保険に売却すると発表しているが、土地に限らず直接的に事業に関わりのない資産は売却の方向だろう。基本的には、保有株式もその対象となる。売却がなくとも保有株の見直しから上昇する可能性大。
IHIの上場保有株式には、同じ旧三井系の東芝が1684万株(48.6%)保有する西芝電機<6591>(東2)や、同じく東芝系の電機とIHI系の産業機械を軸とした極東貿易<8093>(東1)など好業績の銘柄がある。
東芝のグループ力強化に絡んで、IHI保有株式の買い取りなども十分考えられよう。
また、新立川航空機<5996>(東2)、立飛企業<8821>(東2)など土地の含み益が多い両社の株式を保有している。両社は、今再開発で一躍注目の的となっている立川に本社を構え、不動産賃貸事業を展開している。
両社株式を旧村上ファンドの関係者が設立したシンガポールに拠点を置く投資ファンド、エフィッシモキャピタルマネージメントピーティーイーエルティーディーが買い増ししており注目度が高い。
IHIの子会社である石川島建材工業<5276>(東2)や、石川島運搬機械<6321>(東2)のほか、日本初の省エネルギー支援専業会社のファーストエスコ<9514>(東マ)なども折に触れ注目されよう。






























































