2007年12月27日、パキスタンの首都イスラマバード郊外で、野党指導者ベジナル・ブット元首相が、テロにより、暗殺された。同国のムシャラフ大統領の声明によると、イスラム過激派による犯行と見られている。また、同国内では暴動が相次いでいるという。この手の事件が起きると、いつも「テロや暴力は何も生まない」ということが指摘されるが、しかし現実にはテロも暴力も根絶されることはない。政治的な難しいことはさておき、途上国については、全体的な生活・教育・文化水準を上げることが、暴力の連鎖を食い止めるひとつの方法ではないか、と、よく指摘される。
…というリード文とはまったく関係なく、「パキスタン=イスラム国」から連想して、「中東」をキーワードに探した、優良銘柄。中東諸国は、途上国や新興国が大半だが、オイルマネーなどで、市場として、また世界のイスラム国の存在感が増している点からも、中期で買いテーマとされている。
■明電舎(6508)
重電5位の明電舎は中東向け変電設備が伸長
重電5位の明電舎(6508)は、中東、東南アジア向けに変電設備が伸びているという。
2007年12月28日終値は5円安の306円。同年1月4日終値396円比で90円安となっている。
一目均衡表で見ると、ローソク足は小反発の局面で、ちょうど雲に下から入りかけているところ。このまま雲を上抜けたいところだ。まずは前のフシ370円ライン奪回を目指したい。
現在の株価でPERは23.18倍、PBRは1.24倍。信用残はやや売り長となっている。
■SPK(7466)
自動車用補修部品の商社SPKは中東向けが伸びる
バッテリーやブレーキなど自動車用補修部品の商社SPK(7466)は、中東、ロシア向けが伸びているという。
2007年12月28日終値は12円安の1332円。同年1月4日終値1959円比で627円安となった。
チャートを見ても、2月につけた年初来高値2035円から、12月につけた年初来安値1312円まで、続落トレンドで来た。そろそろ反発のタイミングと見たい。まずは前のフシ1500円ライン奪回、中期ではさらに次のフシ1800円までの戻りを目指す。
業績は堅調。今期2008年3月期連結業績予想は、前年実績比増収増益。9月中間末で有利子負債ゼロ、前期末で現金等25億5000万円と、堅実財務も買い安心感を誘う。
現在の株価でPERは7.87倍、PBRは0.78倍と割安でもある。
田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。






























































