クレスコ<4674>(東1)が29日大引け後に発表した、第3四半期(2007年4〜12月)連結決算は、売上高と純利益は前年同期比増収増益を確保したものの、営業・経常利益は減益となった。が、この利益の減益は、前年の高収益プロジェクト剥落などによるもの。売上高総利益率は、9月中間末が13.0%であったが、3Q末には14.5%と、むしろ上がっている。 売上高をセグメント別に見ると、好調だったのは、「ソフトウェア」セグメントの「流通・その他」分野が20億5500万円(前年同期比32.0%増)、「組み込み型ソフトウェア」セグメントの「カーエレクトロニクス」分野が9億5400万円(同22.7%増)。前年の落ち込みから回復基調にある。
また、同セグメントの「その他(情報家電向けなど)」分野が4億0400万円(同10.3%増)となった。この分野は今後も積極的な営業展開で、成長にドライブをかけていく。一方、同セグメントの「通信システム」分野は8億6400万円(同13.7%減)。携帯電話メーカーの開発・生産計画抑制にともなうものだ。
最近の新規事業として注目なのは、同社独自開発の統合認証基盤システム『セキュアダイブ』をベースとしたセキュリティソリューション。また、シンクライアントのサーバ、端末などを一元管理し、セキュリティ性と使用しやすさを実現するシステム、ソリューション提供をスタートした。
29日にひらいた説明会で、熊澤修一社長は「ソフト開発を主事業としてきたが、ソリューションなど新しいビジネスを展開している。来年度以降もさらに新事業を盛り上げていく」と今後の展開について言及した。 同社株価のチャートを見ると、地合いの悪化にツレて続落していた。1月21日には昨年来安値810円をつけて深押し。しかし以降は反発、続伸トレンドで来ている。1月30日終値は8円安の912円。このまま戻り足形成で、まずは次のフシ950円、さらに次のフシ1000円ラインへと戻していきたい。
現在の株価でPERは14.38倍、PBRは0.87倍。東証1部上場のソフト開発「老舗」優良株にしては、割安放置といえよう。9月中間末で実質無借金、前期末で現金等20億6600万円のキャッシュリッチと、堅い財務も買い安心感を誘う。







































































