リバウンド。ダイエットをしている人には、「体重を落とした後に、元の体重に戻ってしまうこと」という意味のイヤな言葉だが、株式投資家にとっては、ステキな響きのある言葉だ。冗談はさておき、1月31日の日経平均株価は247円高の1万3592円。日足を見ると、1月22日につけた1万2572円を底に、凸凹しながらも、また陽線・陰線 取り混ぜながらも、リバウンド傾向を鮮明化しているように見える。
ツレて、多くの銘柄も、同様の傾向を示している。たとえばトヨタ自動車<7203>(東1)は22日につけた4880円を底に、やはりリバウンド。松下電器産業<6752>(東1)は23日と24日につけた1960円からリバウンド傾向で来ている。
というわけで、リバウンド(期待含む)銘柄。
■住友商事(8053)(東1)
住友商事は目先調整が入ろうが、
中期では戻り足形成へ
住友商事<8053>(東1)は1月31日後場中の午後2時に、第3四半期(2007年4〜12月)決算を発表した。連結で、売上高8兆6229億6500万円(前年同期比9.7%増)、税引前利益3026億1700万円(同24.2%増)、純利益1980億5000万円(同28.6%増)の、大幅な増収増益となった。2008年3月通期連結業績予想も、2ケタ増収増益を見込んでいる。
31日終値は46円高の1466円。その株価でPER7.79倍とかなりの割安となっている。日足では、22日につけた年初来安値1221円を底に、リバウンド傾向で来ている。このまま続伸トレンドで、まずは前のフシ1600円ライン、中期では2000円ライン奪回へ…と行きたいところだ。
ただ、市場の先行き不透明感から、好決算などの好材料が出ると、絶好の売り場になってしまう可能性も。信用買い残は消化されてきているとはいえ、まだまだ買い長なので、上値の重しになりそうだ。
が、業績好調な老舗総合商社株。週足ではまだまだ、移動平均線からローソク足は下方に乖離している。目先調整後は、中期で戻り足形成と見たい。
■コーセー(4922)(東1)
コーセーは3Q好決算が吉と出るか凶と出るか
まずは年末年始の急落前ラインへ戻したい
コーセー<4922>(東1)は1月23日につけた上場来安値2375円を底に、リバウンド傾向で来ている。31日終値は55円高の2620円。
31日大引け後に発表した、第3四半期(2007年4〜12月)連結決算は、売上高1363億1200万円(前年同期比2.2%増)、経常利益141億2300万円(同13.8%増)、純利益68億1200万円(同17.9%増)と、2ケタ増益となった。
2008年3月通期連結業績予想は、前回予想値を据え置いた。売上高1827億円(前年比3.6%増)、経常利益160億円(同12.0%増)、純利益82億円(同18.9%増)の、やはり2ケタ増益を見込んでいる。
月も替わるし、好決算発表が売り場となる可能性もあるが、信用残は約0.4倍の売り長。売りが殺到する恐れはなく、目先、調整はあろうが、もうしばらくはリバウンド局面が続くと見たい。まずは12月〜1月急落前の3000円ラインまでの戻りを目指す。
田北知見(たきた・ともみ)
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。
エネルギー業界専門紙の記者を経て、現在、株式ジャーナリスト、日本インタビュ新聞社記者。雑誌や証券専門紙への寄稿、ムック「インド株成功の極意」などに執筆。著書に実業之日本社から「分足チャートで儲ける 超デイトレ入門」、かんき出版からは「サラリーマン投資家のための株 黄金分割比投資法」などがある。また企業のIR支援活動にも携わっている。









































































