ワールドインテック<2429>(JQ)は、企業への人材派遣と生産部門の請負業務を主に事業展開している。特色としては、単に売上を伸ばすのではなく、コンプライアンスに対する理解が薄いクライアントに対しては、1年で撤退する方針をとっていて毎年売上の20%を解約している。また、昨今起こっている派遣法違反の問題発生を見越し、軽作業・短期派遣事業からは、数年前に撤退している。同社のコンプライアンスに対する基本的な取り組みは、製造請負基準書による取引上の事業コンプライアンスの整備と取引企業毎の順法取引スキームの構築、アンケートによる顧客メーカー・ニーズの確認、監査室による年4回の監査・指導、コンプライアンス意識の薄いメーカーとの取引内容の見直しを行うという具合に業界の模範となるように整理されている。
従って、06年に発覚した同業の偽装請負問題では、徹底したコンプライアンスの整備を実現していたことにより、逆に、一層の信頼を勝ち得て、新規顧客の開拓につながる結果となっている。
今後の展開として注目される点は、2月19日に発表された日本テクシードとの包括的業務提携の発表である。というのは、同社の所在地である福岡県の麻生知事が「北部九州自動車製造150万台構想」を打ち出している。従って、福岡県は、自動車関連の企業誘致、製造拠点作りには積極的に取り組むことが予想され、自動車に関して強い日本テクシードとの同社の業務提携は事業領域の拡大につながり、今後の事業の新しい柱になると予想される。
08年12月期の連結業績予想は、売上高510億7500万円(前期比9.8%増)、経常利益22億2200万円(同25.4%増)、純利益10億8300万円(同46.0%増)、1株当り純利益1万9616円77銭と増収大幅最終増益を見込んでいる。
>>ワールドインテックのIR企業情報







































































