動かない昔の株価へ里帰りの声も
新日本製鐵<5401>(東1)が19円安の554円と、大型株らしくないストンとした下げとなった。「売る人はかなり売っているので売買の出会いが少ないため」というのがこうした真空地帯的な動きになっているが、一方の買い方も手が出し難い状況。
そのひとつに、昨年11月8日に700円を割って以降、今年2月6日に600円を割り込むまでの3ヶ月間は600〜700円の大きなモミ合いをやっており、この水準は上値の壁となっているからだ。つまり、買い方は「この水準で買ってもほとんど値幅妙味はない」ということだ。
実際、2月19日に598円、2月25日に597円と買われたが、いずれも600円乗せには失敗し上値の重さを見せつけていた。値幅を狙う投資家にとっては、「株価の膠着をもっとも嫌がる。500円を割るくらいまで下げれば買い妙味がでるでしょうが、そこまでは行かないでしょうから、上がりも下がりもしなという昔のような動きの乏しい銘柄に里帰りする可能性がある」とのベテラン投資家の感想である。









































































