デザインエクスチェンジ<4794>(東マ)は、2月28日に前07年12月期決算を発表。連結売上高15億1000万円(前々期比8.0%増)、経常損失6900万円(前々期は2億3800万円の損失)、純損失9400万円(同4億5000万円の損失)となった。
大型案件の成約がずれ込んだことに加え、連結子会社で展開しているモバイルコンテンツ事業の不振により、当初の黒字予想から一転しての下方着地となったものの、損失幅は縮小した。
なお、単体ベースでは、売上高13億9600万円(前々期比34.8%増)、経常利益1億1000万円(前々期は2億1900万円の損失)、純利益8800万円(同4億3700万円の損失)と黒字化を遂げている。
主力のデザイン事業は、売上高12億1800万円(前々期比44.8%増)、営業利益3億8500万円(同16.0倍)と好調であった。
その中で、デジタル素材のポータルサイト「DEX WEB」を運営するWebコマース事業の売上高は、5億5900万円(同25.0%増)となった。販売の主力であるストックフォトコーナーを全面リニューアルし、Webマーケティングやダウンロードコンテンツの新規開発・調達に注力したほか、高品質・高価格のコンテンツを取り扱うRM(ライツ・マネージド)市場への本格参入を行った。一方で、有料会員の新規獲得及び海外代理店とのクロスライセンス取引における新規契約については計画を下回った。07年12月末現在の「DEX」会員数は約78万7000人(前年比8万9000人増)となっている。
そのほか、サービス事業は、年賀コンテンツや携帯端末メーカーへの着せ替えコンテンツの提供などデザイン制作受託・コンテンツライセンス案件の受注は順調だったものの、主たる販売先であるパソコン関連業界の価格下落の影響から単価が減少し、売上高2億1500万円(同6.1%減)となった。プロダクト事業は、イーフロンティア社との業務提携拡充や、DEX IMAGEタイトルの大口取引が寄与し、売上高3億7600万円(同2.3倍)と大幅に伸長した。
モバイルコンテンツ事業は、中国市場でアフィリエイト・ネットワークを活用したコンテンツ・プロバイダへの送客事業を展開しているが、新規参入企業等との競争激化の影響で計画を下回り、売上高1億800万円、営業損失はのれんの償却も含め1億1300万円となった。
タリーズコーヒーのフランチャイズ4店舗を運営する飲食事業は、アルバイト人員の欠員補充が遅れた人手不足の影響により、売上高1億8300万円(同7.5%減)、営業利益300万円(同84.2%減)となった。
今12月期の連結業績予想は、売上高21億9000万円(前期比45.0%増)、経常利益1億4000万円、純利益1億3700万円、1株当たり純利益980円58銭を見込む。
Webコマース事業への集中といった基本4戦略の推進に加え、前期より新たに区分したシステムインテグレーション事業の領域拡大を図るほか、黒澤コンテンツを最大限に活用していく方針。
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