鈴茂器工<6405>(JQ)はこのほど、日本発明振興協会と日刊工業新聞社の共催による『第33回発明大賞』にて、同社製品が「発明功労賞」を受賞したと発表した。同賞は、優れた発明・考案により、わが国産業の発展と国民生活の向上に業績をあげた企業及び個人またはグループを表彰するもの。
今回受賞した製品は、「海苔巻き寿司等の切断装置」SVC−ATA。シャリをつぶさず、のり巻きを美しくカットするのはもちろんのこと、刃の上げ下げがスイッチひとつで行え、安全性が高いことが特長。切り幅はカセット式で交換できる。中巻き・太巻きで最大約550本/毎時、細巻きは2本同時にカットした場合で最大約1100本/毎時が可能という。
同社と発明大賞との係わりは歴史をさかのぼる。今や当たり前のように手軽に食すことができる寿司であるが、同社が世界初となる寿司ロボットの開発に成功したのが1981年。第1号機の誕生から4年の1985年に『第10回発明大賞(福田特別賞)』を受賞している。その前後にも、日本経済新聞社「日経・年間優秀製品賞」、機械振興会「第15回中小企業向け自動化機械開発賞」と受賞が相次いだ。
以降、持ち前の技術力で多様化する消費者ニーズや外食産業のニーズに応えるべく製品開発に努め、常に業界をリードしている。寿司の大衆化の実現に始まり、同社の食文化への貢献は大きい。
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