今月中に、博多港に面する福岡県福岡市東区箱崎埠頭で合計2カ所の物流センターが完成する。3月14日に完成した「J−REPロジステーション福岡」は、敷地面積13400u、鉄筋コンクリート造り地上4階。1階に荷積降の両面スペースを設ける。福岡倉庫(福岡市東区、富永太朗代表取締役社長)が入居する。
今月27日に、「J−REPロジステーション福岡II」が完成する。敷地面積27、371u、鉄筋コンクリート造り地上4階。シングルユースからマルチテナントニーズに対応可とする。上記2カ所で、博多湾に面する箱崎埠頭に物流ネットワークを構築する。会社側は、「(箱崎埠頭は)港湾だけでなく鉄道、高速道路の陸上輸送に加え、福岡空港を活用した空路輸送にも対応可能なため、複合一貫輸送を行なう最適地」とし、箱崎埠頭に物流センターを2ヵ所建設した理由を説明する。
さらに、同社は今年2月、佐賀県鳥栖市に「J−REPロジステーション」の建設計画を発表。長崎自動車道と九州自動車道が交差する同市に物流センターを構築することで、九州物流の要所を抑えようとする。
東アジアの経済発展に伴い、九州では東アジアの経済的依存度が年々高まっている。特定公益増進法人の財団法人九州経済調査会の報告によれば、九州の輸出構成比は、中国など東アジアの依存度が高まっている。2001年には12.8%だった中国向け輸出は、2007年には22.6%に拡大。
東アジア向け輸出拡大は、九州への民間投資拡大に寄与する。トヨタ自動車<7203>(東1)関連のトヨタ自動車九州、デンソー北九州、ダイハツ九州は、今08年度に、九州の新工場を相次いで稼動する計画だ。これらの新工場で製造される製品の多くは、中国をはじめとする東アジア向けに輸出される公算が高いと見られている。
このような九州経済の動向のなか、日本レップは今後も九州に注力していく。現時点では、上記3カ所以外の投資予定は公表していないが、同社は九州への投資を拡大することで、九州における物流活動の基盤整備の中核を担っていこうとする。








































































