日本綜合地所<8878>(東1)は、新室細動の治療に使用される自動体外式除細動器(AED)を、同社マンションに装備していく。08年3月下旬引渡済のヴェレーナ西東京東町(東京都西東京市東町6丁目44番)から、今後引き渡される「ヴェレーナ」マンションシリーズに設置していく。既存マンションへの設置予定は無い。同社は、新築ヴェレーナ1棟毎にAEDを1台ずつ設置していくことで、入居者が安心して住む環境を整える。新室細動は、心臓がけいれんを起こすことで、血液を流すポンプ機能を失った状態。発症から治療まで1分遅れるごとに救命成功率が最大10%ずつ下がるため、早急な処置が必要とされる。04年7月の「非医療従事者によるAEDの使用のあり方検討会報告書」は、日本における病院外の心停止発生による死者数は年2万から3万件と推定する。
日本では04年7月から、一般市民のAEDの取り扱いを解禁して以来、全国の駅、学校、公共施設などへAEDの導入が普及している。東京都清瀬市は、07年から、AEDを同市コミュニティバス「きよバス」車内に設置した。
総務省消防庁の発表によれば、06年に全国の救急車が搬送した心肺停止傷病者の35.5%は、一般市民により、AEDなどを使用した応急手当を受けた。同庁は、救命効果の向上を図り、バイスタンダー(救急現場に居合わせた一般市民)による応急手当の普及啓蒙活動を推進していく。
日本綜合地所マンションのヴェレーナを管理する日綜コミュニティは、ヴェレーナ西東京東町など、AED設置されたヴェレーナに入居した人を対象に、消防署の協力のもと、AEDの講習会を行っていく。
>>日本綜合地所のIR企業情報









































































