地球温暖化対策の大本命太陽電池生産量拡大の動き
地球温暖化対策の一つとして、太陽電池関連が注目されています。太陽電池関連はこれまで、期待されながらも市場の伸び悩み感が強い分野でした。国内では太陽光発電を住宅に導入する際の補助金が05年度で打ち切られ、06年度の国内市場規模は縮小しました。しかし欧州ではドイツを中心に地球温暖化対策の機運が高まり、太陽電池で発電した電力の買い取り制度導入も追い風となって急速に市場が拡大しています。また原油高で、太陽光発電のコスト面の割高さが薄れたことも背景にあります。
世界市場拡大を背景に、欧州や中国の企業も大型投資を進めているため、競争激化も予想されますが、こうした企業の動向に注目が必要でしょう。(日本インタビュ新聞社 シニアアナリスト・水田雅展)
様々なタイプの太陽電池を開発、量産
太陽電池は使用する材料によって、様々なタイプが開発、量産されています。現在の主力は、シリコンウェハーをスライスして作る結晶型太陽電池です。発電効率の高さが特徴ですが、シリコンの使用量が多いため高コストになることが欠点とされています。原料となる多結晶シリコンは半導体用が主用途であり、太陽電池用の供給が不足して調達難となっているうえに、価格も高騰しています。多結晶シリコンの供給は、世界では米ヘムロックや独ワッカーが大手で、これに国内のトクヤマ、三菱マテリアルなどが続いています。需要増大で相次ぐ量産化
トクヤマ<4043>(東1)や三菱マテリアル<5711>(東1)は、新工場建設などで生産能力を増強する計画を打ち出しています。そして09年には、多結晶シリコンの供給不足が解消する見込みとされています。しかし、こうした調達難や価格高騰を背景に、シリコン使用量の少ないタイプや、シリコンを使用しないタイプの太陽電池の開発、量産も活発化しています。
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