プラマテルズ<2714>(JQ)は、23日引け後に前08年3月期の業績を発表した。連結売上高は、568億6100万円(前々期比9.3%増)、経常利益9億4300万円(同15.4%減)、純利益7億400万円(同8.0%増)と増収であったものの経常利益は2ケタ減益を余儀なくされたが、本社売却益3億2800万円を計上したことにより最終利益は過去最高を更新した。
同社が属する合成樹脂業界では、基礎原材料であるエチレンの生産量が756万トンと前々期より1.3%減少した。このような状況の中で、06年2月にベトナムに東洋インキ製造と組んで設立した関連会社が本格生産に入り、売上拡大に貢献している。
同社は、合成樹脂の商社であるため、国内の大手家電・自動車メーカー等と取引関係がある。特に、デジタル家電、自動車業界、医療業界向けの合成樹脂の販売が好調であった上に、原油価格の高騰により合成樹脂原料が高値を維持したことで、売上高が拡大した。しかし、販売費及び一般管理費は、運賃、人件費、本社移転に伴う賃借料等の増加により前々期比14.9%増の23億8400万円となった結果、経常利益は2ケタ減益となった。
今期の連結業績予想は、売上高565億円(前期比0.6%減)、経常利益9億8000万円(同3.9%増)、純利益5億7000万円(同19.0%減)と経常利益は増加するものの、前期あった本社売却益が今期は無くなるため最終減益を見込む。
家電、自動車、医療機器メーカーにとって必要な原材料の商社であるため、売上は安定している。また、今期に入って更に原油の高騰が続いており、合成樹脂の価格上昇が予想されることから、売上高の上振れが期待される。







































































