日経平均は、3月17日の安値1万1691円から、5月16日にはザラバで1万4392円(朝方9時6分)まで上昇した。上昇率23.1%。ひと言でいえば、サブプライム損失の嵐が吹き荒れた中で立派なものだ。この背景には、「大変だ、大変だ」、と騒いだ反動高がある。『相場は期待と不安の中で動いている』、という言葉通りで、期待と不安がそれぞれ行き過ぎた時にその反動が出る。
日経平均がここまで戻ってくると、今度は「この戻りは本物ではないか」という期待が強まり始めている。サブプライム問題は完全に織り込んだ、新興国の成長はこれからが本物、日本の企業業績は一期間の減益で終わる、といった期待材料が頭をもたげている。
来週は、こうした期待がどの程度高まってくるかが見所だ。その答えはまもなく出る。個人投資家は他人の金を動かしているわけではない、大事な生活資金である。決して無理はしないことである。






























































