相場や経済をウオッチしたり、語る時は、なんらかのキーワードを見つけると分りやすい。少し振り返ってみよう。・1989年のベルリンの壁崩壊=キーワードは「平和の配当」
・バブル崩壊の2003年当時=キーワードは「規制緩和」「リストラ」
・回復期の2004〜2006年=キーワード−は「新興国」
・2007年〜これから=キーワードは「資源」
バブル崩壊の日本経済では、溢れる失業者対策から、「とにかく、なんでもいいから、なんとかしてくれ」であった。小泉政権の下、競争原理を進め、「勝ち組」による経済活性化であった。だが、成熟した経済においては、すべての人が勝つことはできず、勝ち組とそうでない層に分れ、いわゆる「格差」のキーワードが浮上した。これに乗って、日本では民主党が躍進した。
ベルリンの壁の崩壊からまもなく20年。世界は「平和の配当」を手にした。その結果、中国、インドなど新興国の経済が繁栄。日本、アメリカなど先進国は潤った。同時にマネーのグローバル化が進み、アメリカは少々、調子に乗りすぎて「サブプライムローン」という金融商品の世界販売で失敗した。本来なら金融パニックに陥っていたところだが、これを救ったのが産油国などの資源国マネーだった。
いったん、豊かさを手にした国、人々は後戻りはできない。ますます、豊かさを求め、「資源」の消費は増える。
これからは、「資源」をキーワードにおいて世界を見ないといけない。原油、鉱物、希少金属などの資源から食糧、水、木材など資源が脚光を浴びる。今はすでに、中国からブラジル、アフリカに世界の目が向いている。もちろん優秀な技術を生み出す人的資源も重要となってくる。「資源」から派生する銘柄はポートフォリオの中心に置くべきである。









































































