東鉄工業<1835>(東1)の08年3月期決算(連結)は、土木部門や線路部門が好調に推移したことで、同社設立以来、初の売上高1、000億円を達成した。売上総利益は99億円、経常利益率は4.2%だった。同社中期経営計画では、今期09年3月期までの売上高1、000億円、売上総利益100億円以上、経常利益率4%以上を目標としていた。同決算をうけ「中期経営計画の目標数値を1年前倒しで、ほぼ達成した」(会社側)とコメントした。
08年3月期の受注高は963億円(前期比6.7%減)。東京都内の地下を走るJR総武線の漏水止工事の受注が今期に持ち越されたことが要因。
売上高1、005億4、300万円、経常利益42億6、000万円になった。また前期に比べ特別利益の減少に伴い、純利益21億6、900万円(24.5%減)になった。1株当りの純利益61円21銭(前期は81円22銭)。
1株当り年間配当額は14円。配当性向22.9%だった。
セグメント別で見ると、土木部門の売上高419億7、400万円(前期比10.0%増)。官公庁関連工事が減少したものの、JR東日本安全対策工事の売り上げが前期比19.7%増の378億5、600万円になったことが増収要因。
線路部門はJR東日本のメンテナンスが堅調に推移したことに加え、横浜市営ライナーなどプロジェクト工事が好調に推移したことで、251億5、300万円(同7.7%増)になった。
建築部門の売上高325億1、400万円(同5.5%減)。民間マンション工事の減少に伴い、一般向け売り上げが212億1、500万円(同15.0%減)になったものの、JR東日本のバリアフリーなど駅関連施設の売り上げが増加した。会社側では「マンションの選別受注を徹底していく」としている。
今期は売上高982億円(前期比2.3%減)、経常利益45億3、000万円(同6.3%増)、純利益22億5、000万円(同3.7%増)を見込む。1株当りの純利益63円12銭。なお、売上高の算定において、確実な案件のみ計上している、としている。「過去の例をみても、期初予想に比べ実績は30億円ほど増加してきた。今期も売上高1、000億円以上に向けてチャレンジしていく」と会社側。






































































