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2008年06月01日

鈴茂器工 第33回発明大賞 発明功労賞を受賞 今回で3度目

鈴茂器工のホームページ 鈴茂器工<6405>(JQ)は、5月22日に前08年3月期決算を発表している。売上高52億8400万円(前々期比5.2%増)、経常利益4億1600万円(同30.4%増)、純利益2億5900万円(同60.9%増)と増収大幅増益を達成した。
 米飯加工機のリーディングカンパニーである。寿司ロボットを開発したことで一挙に知名度がアップし、寿司ロボットのシェアは50%以上を占めている。製品開発力には定評があり、全国各地で開催される製品の展示会であるスズモフェアを通じて販売を促進すると共に顧客ニーズを汲み取り新製品の開発に役立てている。販売網は、東京、仙台、浜松、大阪、広島、福岡に営業所を、札幌に販売所を設け全国をカバーしている。また、最近になって特に、食品の安全・安心が問われてきていることから、昨年11月に洗浄剤・除菌剤の製造・販売をおこなっているセハージャパンを完全子会社化し、洗浄剤の販売も始めている。
 セグメント別売上高を見ると、製品(自社で製造)42億9800万円(同5.0%増)、商品(他社からの仕入れ)8億8900万円(同6.4%増)、その他9500万円(同1.5%増)となっている。

☆海外に和食、寿司を広めていけば大きなビジネスに

 海外の事業展開の第一歩として、米国に現地法人を設立し、製品販売に注力しているが、海外展開の方針について「日本で食べる中国料理、インド料理、フランス料理などは本国の料理と多少違い日本人の口にあうように調理されている。従って、寿司もその国の人たちにあった寿司を作らなければならない。そのためには独自の直販体制を作る必要がある。和食、寿司を広めていけば大きなビジネスになると思うので、時間がかかるが、じっくりと取組む。」(小根田育治社長)と語っている。現在の海外比率は14.6%であるが、近いうちに20.0%までに持っていく方針。
 上述したように昨年セハージャパンを完全子会社化したことにより、今期より連結業績となる。通期業績予想は、売上高57億5000万円(前期個別業績比8.8%増)、経常利益4億5800万円(同10.1%増)、純利益2億6500万円(同2.3%増)と増収増益を見込む。
 最近の話題としては、同社が開発した海苔巻の切断装置「SVC−ATA」が第33回発明大賞 発明功労賞を受賞したことである。
この装置は刃物を動かさず、刃物を固定したままの切断装置であることから安全性・操作の面で実用現場で人気化したことが評価されたもの。3月に受賞したが、早くも4月には量産向けに20本、30本まとめて切れる新製品の販売を開始している。今回で3回目の受賞である。過去の例を見ると受賞した製品は数年間連続して販売額がアップするという。
 顧客のニーズを汲み取るための体制を整え、製品化できる能力を持っていることが最大の強みといえる。

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提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 15:59 | IR企業情報