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記事一覧 (06/30)不況こそ繁忙!リスクモンスター:徹底株価診断=犬丸正寛
記事一覧 (06/29)フライトシステムコンサルティングの動きに弾み、30日線突破でモミ合い放れ
記事一覧 (06/28)「内食」傾向が追い風の篠崎屋:消費関連銘柄の買い時・売り時
記事一覧 (06/27)日足で診るハビックス:高値圏での値もち抜群、再上昇場面近い=犬丸正寛
記事一覧 (06/25)日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄:エコカー編(トヨタ自動車)
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2009年06月30日

不況こそ繁忙!リスクモンスター:徹底株価診断=犬丸正寛

■リスクモンスターは6万円挟んだモミ合いが5ヶ月、動き煮詰まる

不況こそ繁忙!リスクモンスター:徹底株価診断 【日足チャート】 リスクモンスター<3768>(HCG)の日足では、今年2月9日以降、6万円を挟んだモミ合いが、現在まで約5ヶ月続いている。この間、安値は4万8950円(2月24日)、高値6万9000円(3月4日)があるが、いずれも瞬間で、基本は6万円中心のモミ合い。しかも、最近は動きが煮詰まってきている。そろそろ、上放れが近いとみられる。一旦は高値前後で止まるとみられるが、中期では07年10月10日のフシ8万2300円を目指すものとみられる。煮詰まってきた6万円前後は仕込める。

■26週線に沿った「綺麗」なチャート、中期10万円も

 【週足チャート】 週足の動きは、非常に「綺麗」と表現できる動き。07年5月に26週線を切って、「売り転換」(転換価格12万2000円)。その後、調整が続いたが、08年10月に同線を抜いて「買い転換」(4万500円)。それ以降、同線を割り込むことなく下値切り上げとなっている。この買い転換した08年10月は、多くの銘柄が金融不安で下げた時期。この点に同社株の特徴が出ているといえる(総合判断欄で紹介)。週足では、時間をかければ10万円も十分見込める。

■7本連続陽線のあと5,6月と休養で出直り態勢整う

 【月足チャート】 月足では5月に24ヶ月線を抜いている。6月も24ヶ月線をキープ。にもかかわらず、一気に上値を追うことができないのは、08年10月から09年4月まで月足陽線が7本連続したことがある。5,6月と騰勢一服といえる。むしろ、よく値を保っていると評価できる。そろそろ、再上昇開始とみることができる。6万円前後は積極的に買いたい。

■不況こそ繁忙、前期90%増益に続いて今期も6%増益、全体相場物色一巡感で再登場近い

 【総合判断】 リスクモンスターは、ネットで企業の審査・与信サービスを提供する。いわば、「不況になるほど多忙となるビジネス」といえる。このことが、昨年10月、多くの銘柄が金融不安の嵐の中で大きく下げたのに対し、同社株が逆行高した背景。そして、日経平均が1万円を回復した戻り相場では、景気に明るさが出てきたとして、同社株の出番が薄くなった。しかしまた、ここに来て、全般相場のモタつき、景気の先行き不透明感などから、同社株の再登場とみることができる。営業利益は09年3月期90.7%の大幅増益、10年3月期も5.8%増益の見通し。1株利益は4501円。PERは13倍程度。チャート面でも動きが煮詰まり狙い場といえる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:40 | 注目銘柄
2009年06月29日

フライトシステムコンサルティングの動きに弾み、30日線突破でモミ合い放れ

■3万円乗せから4万円も

フライトシステムコンサルティングホームページ フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ)が、前週末26日(金)に30日線を抜いたことで動きに弾みがついている。この日は1300円高の2万7800円と買われ3万円台乗せが目前となっている。特に、3万円台に乗せると今年3月11日から続いている2万6000円を挟んだモミ合いを上放れることになり有望。
 同社は映像・音楽などのデジタルコンテンツの作成や配信を手がける。このほど、開発を進めていたiPhone3G/iPhone3GSとiPod touchを活用したラジオ放送のリアルタイム再送信サービスプラットフォームの提供を開始。ポータブルラジオを持たないリスナーでもiPhone及びiPod touchで簡単に受信できる。既存のインターネットラジオ放送とは違い、パソコンを使わずに番組で流れている曲をWi―Fi経由でその場でiTunesStoreで購入できる。また、地上波ラジオ放送において、地上放送局と同時にインターネット放送として世界中に配信が可能。
 業績は上向いている。10年3月期は売上高2.6%増の31億円、営業利益は1億2000万円(前期2億3400万円の赤字)と黒字転換する。3万台乗せから4万円は早い。小型銘柄物色人気で狙いたい。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:12 | 注目銘柄
2009年06月28日

「内食」傾向が追い風の篠崎屋:消費関連銘柄の買い時・売り時

消費関連銘柄の買い時・売り時■『三代目茂蔵』の豆腐製造販売、卸売りから「製造小売」へ転換

 【特色・概要】 篠崎屋<2926>(東マ)は、豆腐の製造、販売を手掛け、『三代目茂蔵』の名で知られる。スーパーなどへの卸売りと、関東中心に自身での豆腐専門店を展開。他に豆腐料理店も経営している。豆腐は昔から馴染みのある料理だが、製造販売としての上場は同社1社だけ。最近は、価格引下げ要求のきついスーパー等の卸から自社販売の小売へ切り換えている。

■3月中間期で営業黒字に転換、通期でも4期ぶり黒字へ

 【業績】 決算期は9月。2006年9月期から08年9月期まで3期連続の赤字。ちなみに、3期間合計の営業赤字は12億2800万円と半端ではない。04年、05年に積極的にM&Aを展開、特に、買収した関東一の豆腐会社を再生する負担が大きかった。しかも、スーパー等からの値下げ要求も厳しいことがあった。09年9月期・第2四半期(3月中間期)では、営業利益6200万円(前年同期は1億9400万円の赤字)と黒字に転換。今9月期通期でも営業利益は1億5300万円と4期ぶりに黒字へ転換する。ただ、配当は今期も無配。

■M&Aの負担で上場時高値から逆算でも20分の1に値下り

 【株価推移】 2003年11月の上場時には44万2000円で始まり、04年7月には86万6000円まで買われた。新興株人気にも乗ったが、「豆腐」という身近で分かり易い馴染みのある商品ということもあった。しかも、規模を拡大することで高収益企業として期待できるという絵も描かれた。それが外れた。04年に5分割を実施、08年11月には業績悪化で3400円の上場来安値をつけた。前週末25日(金)の株価は8000円、権利付逆算では4万円と上場頃の高値には遠く及ばない。

■「製造小売モデル再スタート」に期待すれば1万円台の評価も

 【投資スタンス】 豆腐のマーケットは推定5000〜6000億円。決して、小さくはない。最近の消費者の「内食」傾向も追い風。しかし、家内工業的な色彩が強く、この点が量販店などから値段を叩かれやすい業界体質。このため、「自らの手で作った製品は自らの手で売る」という小売事業に力を入れている。『三代目茂蔵工場直売所』は、中間期末で直営28店舗、FC91店舗の合計119店舗。特に、集客力のある商店街を対象とする「商店街モデル」を6店舗出店。黒字転換のエンジンとなっている。量販店向けについても、価格引き上げの取り組みが効果を上げている。収益改善を評価すれば1万円台にはあっていいだろう。その後は、現在勧めている「製造小売モデルの再スタート」がどこまで実を結んでくるか。して、復配、増配が見込めることが必要。7500円台なら買い場といえる。

>>注目の消費関連銘柄の売り時・買い時
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:52 | 注目銘柄
2009年06月27日

日足で診るハビックス:高値圏での値もち抜群、再上昇場面近い=犬丸正寛

日足で診る■前期2.8倍に続いて今期22%増益でPER5倍台と割安

 ハビックス<3895>(JQ)は、好業績見直しで170〜180円のモミ合いを上放れて急伸。5月18日に299円、6月3日に303円と、2007年8月以来の300円台に買われた。その後の調整が非常に底堅く270〜280円のもち合いがまもなく2ヶ月近くになる。再上昇の場面は近いとみられ、下値は積極的に買いたい。
 「紙・不織布」の可能性に挑戦を掲げ自動車、インテリア、土木建築、農業、フイルター、印刷材料分野などに幅広く展開。社名のハビックスは「Happy」(幸福)、「Advance」(前身)、「Vividly」(生き生きと)、「Inspire」(ふるいたつ)、「X−future」(未来)の頭文字を取ったもの。
 自動車用に不織布は低調だが、クッキングペーパー、衛生用紙は好調。子供用おむつ向け拡大。株価急伸の材料となった09年3月期(5月14日発表)は、予想を上回り売上高9.1%増の92億1700万円、営業利益は実に2.8倍の6億6800万円と好調。10年3月期も売上は横ばい予想だが、営業利益は22.5%増の8億1900万円と2ケタ増益。予想1株利益53.3円、配当は設立60周年記念で3円増配の年10円の方針。1株純資産も540円と優秀。
 週末25日(金)の株価293円はPER5.5倍、PBRでも0.5倍、年10配当に対する利回りは3.4%。指標では文句なく割安。7月相場では400円は十分見込める。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 11:23 | 注目銘柄
2009年06月25日

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄:エコカー編(トヨタ自動車)

■トヨタ自動車:ハイブリッド自動車で先行

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄 トヨタ自動車<7203>(東1)は、5月18日に発売した「新型プリウス」の受注台数が1ヶ月間で18万台に達するなど、ハイブリッド自動車の分野で先行している。独走状態とも言えるだろう。10年3月期業績は2期連続の最終赤字見通しで、業績回復には北米での販売台数回復や、新興国市場向け低価格車戦略も課題となる。しかし業績悪化の要因は、長期的な開発戦略の失敗や、高コスト体質という構造的問題ではないだけに、11年3月期には回復トレンドが予想される。ハイブリッド自動車についても、数量効果によるコストダウンが進み、採算は大幅に改善されるだろう。グローバルな拡販も期待される。

 【株価診断】 株価の動きを見ると、5月中旬には10年3月期の赤字見通しを嫌気する形で下落した。その後は、4000円近辺の上値が重くなっているが、下値も限定的の感が強く、底堅い展開と言えるだろう。週足ベースで見れば、26週移動平均線は維持しており、4月上旬に急伸した後の一時的な調整局面とも考えられる。ハイブリッド自動車でのアドバンテージの大きさを考慮すれば、押し目を待ち構えている中長期スタンスの投資家も多いだろう。13週移動平均線がサポートラインの形になれば、上値のフシ突破の展開も期待されるだけに、押し目買いの好機と考える。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:48 | 注目銘柄

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄:エコカー編(三井ハイテック)

■三井ハイテック:ハイブリッド自動車用のモーターコアを供給

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄 三井ハイテック<6966>(東1)は、プレス用精密金型や、半導体用リードフレームの大手メーカーである。精密金型の技術を活用して、自動車や家電向けのモーターコア(鉄芯)事業を拡大している。ハイブリッド自動車関連では、トヨタ自動車<7203>ホンダ<7267>向けに、モーターコアをほぼ全量供給している。トヨタの「新型プリウス」、ホンダの「インサイト」の販売が好調なため、モーターコア事業の拡大と収益寄与本格化が期待されるだろう。

 【株価診断】 株価の動きを見ると、5月上旬からの調整局面では、700円近辺で13週移動平均線がサポートラインの形となって反発し、上昇トレンドを継続している。その後は、一気に年初来高値を更新して、昨年8月以来となる1000円台も回復した。10年1月期は半導体用リードフレームの需要減少などで最終損益が赤字の見通しだが、業績悪化を織り込んだうえで、ハイブリッド自動車関連が材料視されている。PBRには割安感があり、需給面で見ても、戻り待ちの売り圧力は小さいと考えられる。短期的な調整を挟みながら上値を追う展開を想定する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:27 | 注目銘柄

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄:エコカー編(ジーエス・ユアサコーポレーション)

■ジーエス・ユアサ コーポレーション:リチウムイオン電池関連の本命銘柄

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>(東1)は、自動車用バッテリーの世界的メーカーで、次世代のリチウムイオン電池をホンダ<7267>のハイブリッド自動車向け、三菱自動車<7211>の電気自動車向けに、いずれも合弁会社方式で供給する。中期経営計画では、13年3月期のリチウムイオン電池の売上高を400億円と見込んでいる。この時点での損益はトントン程度で、収益寄与は14年3月期以降となる模様だ。

 【株価診断】 株価の動きを見ると、4月後半に600円台に乗せた後は、上値のフシを突破する形となり、上げ足を加速する展開となった。さらに6月18日には、一時1228円まで上昇したが、さすがに短期的な過熱感が強く、直後に急落した。週足ベースで見れば、長い上ひげを付ける形となり、目先の天井感を強めている。10年3月期業績の減収減益見通しや、リチウムイオン電池の損益動向に対する不透明感などを考慮すれば、指標面で割高な水準と考えられ、当面は調整が必要だろう。ただし、エコカー関連、リチウムイオン電池関連の代表銘柄であり、息の長いテーマ性も考慮すると、きっかけ次第で物色され、動意づく可能性も高いだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:17 | 注目銘柄
2009年06月24日

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄:太陽・燃料電池編(三洋電機)

■三洋電機:電池関連の材料性豊富

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄 三洋電機<6764>(東1)は、環境・エナジー先進企業を目指し、2次電池関連や太陽電池関連を収益柱とする方針で、経営再建を進めている。太陽電池事業では、結晶型と薄膜型を組み合わせた独自仕様のHIT太陽電池を生産し、世界最高の変換効率を達成している。エコカー関連では、ホンダ<7267>、米フォードのハイブリッド自動車向けにニッケル水素電池を供給し、ハイブリッド自動車用リチウムイオン電池についても、独フォルクスワーゲンとの共同開発を進め、10年稼働予定で新工場を建設する計画だ。家庭用燃料電池については、新日本石油<5001>と合弁で生産会社を設立している。

 【株価診断】 株価の動きを見ると、140円近辺のモミ合いから脱して26週移動平均線を回復した後は、上げ足を加速した。6月17日には279円まで上昇し、昨年5月の高値が視野に入っている。太陽電池、リチウムイオン電池など環境関連のテーマ性が材料視され、業績改善期待も支援材料と考えられる。パナソニック<6752>によるTOBは09年度上期中にも実施される見込みで、相乗効果に対する期待も高まるだろう。指標面では割高な水準であり調整も必要だが、電池関連の材料性は強く、調整を挟みながら上値追いの展開も期待できるだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:30 | 注目銘柄

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄:太陽・燃料電池編(アルバック)

■アルバック:中期的な成長力を評価

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄 アルバック<6728>(東1)は、液晶パネルなどFPD(フラットパネルディスプレイ)製造装置の大手メーカーである。太陽電池製造装置の分野では、すでに台湾や中国の太陽電池メーカー向けに薄膜型太陽電池の一貫製造設備を納入し、昭和シェル石油<5002>と太陽電池の量産技術で業務提携するなど、実績を積み上げている。エネルギー関連事業の売上高を12年6月期に1100億円に拡大する目標を掲げており、このうち太陽電池製造装置が約9割を占める計画だ。また、ハイブリッド自動車用フィルムコンデンサーの製造装置も注目材料となりそうだ。

 【株価診断】 株価の動きを見ると、13週移動平均線がサポートラインの形で下値を切り上げ、上昇トレンドを継続している。特に2000円台に乗せた後は、短期モミ合いから上放れの形となり、上げ足を加速して6月12日には一時2680円まで上昇した。09年6月期は液晶関連製造装置の受注が減速し、太陽電池製造装置の受注も想定を下回った模様だが、受注は最悪期を脱しており、中期的な成長期待も大きい。需給面でも、戻り待ちの売り圧力は小さいと考えられる。短期的な調整を挟みながら上値追いの展開を想定する。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:49 | 注目銘柄

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄:太陽・燃料電池編(日清紡ホールディングス)

■日清紡ホールディングス:環境関連のテーマ性豊富

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄 日清紡ホールディングス<3105>(東1)は、自動車用ブレーキ事業を収益柱とし、繊維、メカトロニクス、エレクトロニクス関連の事業を展開している。太陽電池関連ではモジュール製造装置を手掛け、後工程の分野で世界シェア2位の大手メーカーである。自動車関連では収益柱のブレーキ事業に加えて、ハイブリッド自動車用電気二重層キャパシタを手掛けている。さらに燃料電池用セパレータの拡販や、燃料電池用カーボンアロイ触媒の開発など、環境関連事業を強化している。

 【株価診断】 株価の動きを見ると、4月後半に1000円台まで上昇した後、5月中旬には900円近辺まで調整したが、13週移動平均線がサポートラインとなり反発した。短期調整が完了して、上昇トレンドを維持する形である。環境関連というテーマ性が材料視されたことに加えて、業績面でも10年3月期の最終損益が黒字転換の見通しであることが支援材料だろう。昨年秋の安値圏からはほぼ2倍の水準に上昇したが、依然として実績PBRに割高感はない。環境関連のテーマ性は豊富であり、今後は高機能繊維の収益寄与なども材料視されるだろう。短期的な調整を挟みながら上値追いの展開を想定する。

>>ハイブリッドカー関連の徹底株価検証・ハイブリット車を武器に日本経済は回復へ
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:19 | 注目銘柄

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄:環境エネルギー編(三菱重工業)

■三菱重工業:エネルギー・環境関連、社会インフラ関連とテーマ性豊富

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄 三菱重工業<7011>(東1)は、総合重機の国内最大手で、原動機(ガスタービン)、航空・宇宙、防衛などの分野に強みを持つ。原子力や次世代火力などの発電プラント、ガスタービン、風力発電機などの次世代エネルギー・環境関連に加えて、鉄道・道路など社会インフラ関連の事業も数多く手掛け、テーマ性は豊富である。特に原子力関連事業は収益への寄与度が大きく、世界的に高水準の建設計画に対する期待は大きい。リチウムイオン電池についても年内に量産を開始する模様だ。さらに、エネルギー・環境分野の売上高を、09年度計画の2兆円から、12年度以降に3兆円に引き上げる計画も示している。

 【株価診断】 株価の動きを見ると、5月下旬以降、環境関連のテーマ性を材料視して動意づき、300円台前半での短期モミ合いから上放れた。週足ベースで見れば、上値抵抗線だった26週移動平均線を突破する形となり、一気に400円台を回復している。実績PBRで見れば依然として割安な水準と考えられる。エネルギー・環境関連、社会インフラ関連とテーマ性が豊富であり、13週移動平均線がサポートラインとなれば、短期的な調整を挟みながら上値を追う展開も期待できそうだ。

>>「リチウムイオン電池関連銘柄」が一段と物色
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:15 | 注目銘柄
2009年06月23日

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄:環境エネルギー編(東芝)

■東芝:原子力関連の収益寄与期待

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄 東芝<6502>(東1)は、事業の選択と集中を志向し、NAND型フラッシュメモリを主力とする半導体事業と、原子力発電などの社会インフラ関連事業を重点分野としている。世界的に大量の新規建設が予想される原子力発電関連では、06年に米WH(ウエスチングハウス)社を買収して、グローバルな事業展開を強化している。リチウムイオン電池では、独フォルクスワーゲンとハイブリッド自動車の駆動システムを共同開発する計画だ。また、10年秋稼働予定の新工場建設を発表した。当面は産業機器用が主力の模様だが、ハイブリッド自動車や電気自動車向けの供給も目指す模様だ。

 【株価診断】 株価の動きを見ると、2月後半の年初来安値圏からほぼ一本調子で下値を切り上げる展開だったが、400円近辺でやや上値が重くなっている。ただし、公募増資の払い込み後も発行価格333円を上回る水準で推移している。また週足ベースで見ても、13週移動平均線がサポートラインの形であり、上昇トレンド中の調整局面と考えられる。原子力発電関連の収益寄与度は大きく、フラッシュメモリの市況改善、減産幅縮小なども材料視されるだろう。調整一巡すれば、1月の年初来高値水準を目指す展開が期待できそうだ。

>>原子力発電関連銘柄特集
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:15 | 注目銘柄

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄:環境エネルギー編(日本製鋼所)

■日本製鋼所:原子力発電関連で高シェア

日本再生に貢献!環境関連の厳選銘柄 日本製鋼所<5631>(東1)は、大型鋳鍛鋼製品の世界的メーカーであり、収益性の高い電力・プラント向けが主力の鉄鋼製品事業と、射出成型機などの機械事業が2本柱である。特に、参入障壁が高い火力・原子力発電向けの大型基幹部材では、世界シェア8割を誇り、原子力発電関連の代表銘柄である。10年3月期は機械事業の受注が低水準のため減益見通しだが、原子力発電用の大型部材の受注は好調で、受注残も高水準の模様だ。また、大型風力発電機事業も本格化しており、材料視される可能性も考えられる。

 【株価診断】 株価の動きを見ると、2月下旬の年初来安値圏から反発した後は、ほぼ一本調子に下値を切り上げる展開となった。足元では、1300円近辺でやや上値が重くなり、25日移動平均線を割り込んでいる。指標面の割安感が薄れたこともあり、目先は短期的な調整局面のようだ。しかし週足ベースで、13週移動平均線がサポートラインの形となれば、上昇トレンドの継続が確認されるだろう。1月の年初来高値1376円が当面のターゲットだが、これを上抜けば一段高の展開も期待できそうだ。

>>原子力発電関連銘柄特集:加速する開発
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:58 | 注目銘柄
2009年06月22日

低位株物色に乗る昭和電工:月足&週足&日足株価診断

株価診断&注目銘柄■10年12月期の業績回復、低位株人気にも乗り押し目買い

 昭和電工<4004>(東1)は、低位株物色の流れに乗っている。HD(ハードディスク)では現在、日本を含め世界4拠点で事業展開。同社の持つ無機技術、有機技術の融合による記録密度の優秀さが特徴。富士通<6702>(東1)のHD記録媒体譲受で月産300万枚が加わり月産2100万枚体制となる。09年12月期は営業赤字85億円だが、10年12月期は営業利益420億円と急回復する(四季報予想)。チャートでは200円台が見込める動き。押し目買いでよいだろう。

>>犬丸正寛の『月足&週足&日足』チャート診断の詳細
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:22 | 注目銘柄

「SNS」大手3社の一角:グリーの買い時・売り時・株価診断

消費関連銘柄の買い時・売り時■携帯向け交流・ゲームサイトの「SNS」で大手3社の一角

 【概要・特色】 グリー<3632>(東マ)は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手の「GREE」を運営する。「インターネットを通じて世界をより良くする」をコンセプトにインターネットの新たな可能性を開拓している。
 03年に個人で立ち上げ、04年12月に株式会社グリーとして設立。GREEの社名の由来は「Six Degrees of Separations」のDe”gree”sの部分から。これは「知人を6人伝っていくと世界中の人にたどりつく」という意味のスタンレー・ミルグラム(米・心理学者)の仮説。上場は08年12月17日と約半年前のニューフェイス。09年4月時点で1000万人を超える会員数となり、ディー・エヌ・エー<2432>(東1)ミクシィ<2121>(東マ)とともに大手SNS3社と呼ばれている。
 GREEは日記やコミュニティを通じてのサイト内でのコミュニケーションや、100種類以上のゲームを楽しめるツール。パソコンでのアクセスも可能だが、ほとんどが携帯からのアクセスとなっている。通勤・通学の途中や休憩時間などの時間潰しとして手軽に楽しめるサイトとして急激に会員数を拡大している。入会は年齢制限や招待などの規制がなく、気軽に行える。
 また入会自体は無料だが、有料会員になることでより多くのサービスを受けることができ、有料会員数も多く、第3四半期(1〜3月)の実績では、約4分の3が有料課金収入となっている。

■09年6月期は既に第3四半期で前期1年分売上の2倍超える

 【業績】 決算期は6月期で非連結。売上高の推移は、06年6月期が1億700万円、07年3億2300万円、08年は29億3700万円と急激に伸長。09年6月期も第3四半期累計(08年7月〜09年3月)で88億円とすでに前期年間の2倍以上となっている。5月1日発表の今期予想業績では今期は128億円。営業利益73億円(前期10億4300万円)、純益38億7000万円(同5億8200万円)の見通し。予想1株利益は179.9円、配当は無配。
 10年6月期も引き続き会員数の増加が見込まれる。ただ、節目の1000万人を突破したことで、急成長期から安定期へと移行する可能性もある。また、今後は管理体制の強化を行い、サイトを悪用した個人や業者の取り締まりを強め、現状のユーザーが安心して利用できる環境整備に注力していく方向。

■昨年12月上場時始値5000円を大きく上回る

 【株価推移】 上場した08年12月17日は5000円から始まり、1月に6300円まで上昇。3月には4160円まで下げた。上場以降の高値は前週6月19日の6700円、安値は3月3日の4120円。上場時の寄付きを買った人も大きく報われている。指標面では、予想1株益179.9円でPER37.2倍、PBRは19倍。新興成長企業としての評価先行の株価となっている。

■8000円相場の可能性強い、押し目買いスタンス

 【投資判断】 上場後は長期に調整相場が続く銘柄が多いなかで、株価の動きは強い。PBRの高い点は頭に入れておく必要がある。仮に、業績の伸長が止まった時は高PBRの下げはきつくなる。しかし、しばらくはその心配はないだろう。高成長が期待できる。来期の1株利益は200円突破が予想される。全体相場が大型銘柄から小型銘柄を物色する動きが活発となっている。動きに弾みがついているため8000円相場の可能性もある。押し目買いスタンスだろう。

>>注目の消費関連銘柄の売り時・買い時
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:02 | 注目銘柄
2009年06月17日

日足で診る住友金属鉱山:しばらくは高値波乱の可能性=犬丸正寛

日足で診る■昨年10月安値から3倍、しばらくは高値波乱の可能性

 住友金属鉱山<5713>(東1)の安値は昨年10月の552円。ここからだと去る6月12日の高値1626円まで2.94倍の上昇。直近では3月10日の830円台を起点とした上昇で、約3ヶ月で95%上昇、約2倍。日経平均の上昇率をはるかに上回る、立派なもの。
 「2000円相場は時間の問題」との期待が高まった途端に頭打ち。30日線乖離は過去最大級の30%ラインまで拡大していた。16日(火)には1441円まで高値から11.3%の下げ。10%を超す下げとなってきたことは嫌だが、この下げで、相場が崩れたということではない。高値波乱に移る可能性はある。かつての相場師で、同社株を手がけた是川銀蔵氏のような大物がバックにいるのなら、すぐに切り返すだろう。しかし、今はそういう動きはみられない。

■1330円台買い、1550円売りが有効か

 当面は30日線の1330円台が下値のめどだろう。ここまで、調整後にどの程度戻すかが見所。二番天井形成となるようなら2000円相場は諦めて、いったん手放すのがよいだろう。当面、1330円台買いの1550円売りの小幅狙いだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:41 | 注目銘柄

東洋建設は長期下落相場にピリオド、業績急向上背景に当面100円台乗せへ

株価診断&注目銘柄■政府景気対策で公共投資増加に期待

 東洋建設<1890>(東1)は、長期下落相場にピリオドを打って出直っている。今年3月19日に26週線を上抜いていることにも現れている。短期的には前週まで週足陽線が6本連続と、ややスピードが速いため若干の調整も予想されるが、中期的には上昇相場が見込める。
 業績は08年3月期を底に急速に上向いている。08年3月期の営業利益は17億8500万円。09年3月期には30億7400万円と72.2%の大幅増益。10年3月期も4.1%増の32億円と続伸見通し。配当は前期50銭復配、今期は年1円とする。得意の海上土木強化に加え、政府の景気対策で公共投資の増加が期待される。当面、07年12月以来となる100円台乗せが見込まれる。その後は07年6月の164円を目指す動きだろう。中期目標で押し目買い。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:18 | 注目銘柄
2009年06月16日

内需見直しの波に乗るJ−POWER:月足&週足&日足徹底株価診断

株価診断&注目銘柄■内需関連見直しの流れに乗る、原子力、風力発電にも注力、当面3000円目標で2600円台は仕込み場

 J−POWER<9513>は、外需関連銘柄の一服感で内需関連銘柄に物色のホコ先が向いてきた。動きやすい地合い。石炭火力、水力発電が主力で電力会社10社へ卸販売。原子力及び風力発電分野にも注力。足元の業績も堅調。09年3月期の営業利益は12.6%増、10年3月期も0.2%減と横ばい。配当は年70円で利回りは2.6%とまずまずの水準。チャートでも底打ちから出直りの期待できる動きとなっている。当面、3000円目標で2600円台は仕込める。

>>犬丸正寛の『月足&週足&日足』チャート診断の詳細
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:12 | 注目銘柄
2009年06月14日

駅前出店が奏功!業績絶好調のメガネトップ=:消費関連銘柄の買い時・売り時

消費関連銘柄の買い時・売り時■郊外型から駅前出店が奏功、業績絶好調

 【特色】 メガネトップ<7541>(東1)は、眼鏡、コンタクトレンズのチェーン店を展開。設立は1980年。本社は静岡県だが、店舗は全国的。09年5月末時点での店舗数は574店舗。直営で全体の87.5%、フランチャイズが12.5%。屋号別店舗では、「眼鏡市場」が507店舗、「アルク」が53店舗、「レンズダイレクトR」が14店舗。また、コンタクトレンズのインターネット販売も行っている。
 「眼鏡市場」は1万8900円で様々なバリエーションの眼鏡を購入できるオールインワンプライスショップ。「アルク」は、都市部を中心としてファッション性を重視し低価格フレームの新作を毎月50型ほど提供し、いろいろな眼鏡を楽しんでもらうスリープライスショップ。
 店舗数推移は、05年3月に400店舗を突破した後、07年3月まで横ばい。08年期から急増、09年3月末時点で559店舗(FC含む)と、この2年間で150店舗以上増加している。従来は郊外型独立店舗を中心としたチェーン展開や地域集中型によるドミナントエリア形成を基本としていた。最近は駅前立地での新規出店に転換。10年3月期も50店舗程度の新店計画。今期に入って既存店売上が4月7.4%増、5月8.3%増と好調。

■売上は10年3月期連続2ケタ伸長、営業利益率は今期11.7%とさらに向上

 【業績】 09年3月期は、売上466億700万円(08年3月期比10.7%増)、営業利益53億1600万円(同2.1倍)、経常利益54億700万円(同2.1倍)、純利益28億9900万円(同3.3倍)と好調。配当は年32円(08年3月期年12円)とした。
 昨年に続きオールインワンプライスショップ「眼鏡市場」の店舗拡充効果。積極的なテレビCMによる認知度・集客力の強化による成果が出ている。営業利益率は11.4%(08年3月期6.3%)と一気に10%台へ向上した。期末の現金預金等は24億4500万円(同13億2300万円)。なお、3月13日付けで1株→1.3株の株式分割を実施。期末の発行済株式数は2324万株強。
 10年3月期は売上高10.1%増の513億円と連続2ケタ増収。営業利益12.8%増の60億円、配当は年12円、1株利益は105.6円。特に、予想営業利益率は11.69%とさらに向上する。

■分割落ち後の安値から短期間に66%上昇

 【株価推移】 分割権利落ちの3月26日には1023円で始まった。その後の安値は4月21日の903円、高値は6月3日の1499円。わずか2ヶ月で権利を埋めた。また、分割後安値から高値までの上昇率は66%。分割後、これだけ強い動きとなるのは最近では数少ない。週末12日(金)の終値は1416円と堅調。業績好調が背景となっている。

■PER14倍強と割安だがPBRはやや高い

 【投資スタンス】 分割による株数増加があるものの今期予想1株利益は105.6円と100円台維持。週末株価でのPERは14.1倍。割高感はない。ただ、1株当り純資産512円で弾いたPBRは2.9倍。PERとPBRのバランスはよくない。新興系銘柄なら2指標のアンバランスは分かるが、1部市場の銘柄としてはバランスが少々悪い。売上の連続2ケタ伸長、営業利益率の急向上は、競争の激しい眼鏡業界を考えると高く評価できる。
 前週まで週足は7本連続の陽線となって、上昇速度が速くやや過熱感が見られる。5月後半と6月に入って2度1500円へ挑戦したが未達となっているのも上値への警戒感があるからだろう。13週線の1180円程度への調整を待って仕込みたい。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:14 | 注目銘柄
2009年06月12日

好材料・好需給の低位銘柄として日本道路は見直し余地大

株価診断&注目銘柄 日経平均株価1万円台乗せで投資マインドは一段と上向いた。特に、好材料・好需給の低位銘柄は物色の対象となりやすい。そういった意味で、日本道路<1884>(東1)は見直し余地大と考える。
 政府は2020年時点の温暖化ガス中期目標を「05年比15%削減」とすると発表した。排出量削減関連の銘柄が再度見直される可能性が高くなるだろう。
 同社は、高知県主催の「とさ林間フォーラム」に参加、地球温暖化防止や、海洋・河川に影響を与える森林の役割を踏まえた地域活性化に関する議論するなどが注目される。
 また、清水建設<1803>(東1)と共同で、国内初のダイオキシン専用土壌洗浄プラントを川崎市内に建設し、この6月から新たな洗浄事業を開始することも関心を集めよう。清水建設が同社株を24.98%保有しているが、今後も連携を強めることが予想されることから、目を離せない状況だ。
 高速道路の建設を話し合う国土開発幹線自動車道建設会議は4月27日、東京外環などの4路線について、着工が可能になる「整備計画路線」に格上げすることを決めたことで、公共事業の増加で受注が拡大するとの期待感があるほか、新たに株主となったみずほ系の日本土地建物との提携といった思惑材料もある。
 PBR0.54倍と割負け、信用取組倍率0.35倍の好需給から、5日移動平均線が下支え、6月1日につけた年初来高値282円奪回から一段高に進む公算大。(12日終値277円)
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 18:34 | 注目銘柄
2009年06月10日

日足で診る三井物産:中期有望だが短期では吹き値売りも=犬丸正寛

日足で診る■中期的な観点では先高期待の有望な動き

 三井物産<8031>(東1)は去る2日(火)に、1360円の年初来高値をつけ調整中。10日(水)には、久々に1300円と買われ出直ってきた。同僚の三菱商事<8058>(東1)が強い動きとなっていることもある。ただ、2日の高値1360円が比較的長い上ヒゲだったことと、1300円前後の動きが、ややくどくなっている点は気がかり。終値で一気に1320円程度で引けてくれば問題ないが、もたつくようだと再度1270〜1300円のモミ合いに戻る可能性がある。
 秋頃を見据えた中期的な観点では、先高の期待できる有望な動き。ただ、短期的には上げピッチが速い。三菱商事もほぼ同じような動き。どちらも、目先は吹き値売りのチャートとなっている。仮に1360円の高値を抜く場面があっても天井となる可能性を含んでいる。下値は拾ってよいが、上値買いにはやや慎重がよいだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:24 | 注目銘柄
2009年06月09日

三菱グループ中核の三菱商事:月足&週足&日足徹底株価診断

株価診断&注目銘柄■安値からすでに2.1倍の上昇、上値追うにはやや材料不足

 三菱商事<8058>(東1)=昨年11月の安値923円から急速に戻してきた背景には、原油価格など資源価格の反発がある。世界景気の底打ち感があるためだ。とは言っても資源に対しては思惑的な動きが強く、本格的な経済活動を背景とした実需ではない。同社株はボトムから既に2.1倍の上昇。ここから上値を買い上げて行くには業績面での具体的な増額修正等の支援材料が欲しい。しかし、恐らく4−6月の第1四半期では増額は無理だろう。全体相場も6月が上値のフシとなる可能性があり、深追いは慎みたい。2000円台へ吹き上げたところはいったん手仕舞いがよいだろう。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:25 | 注目銘柄
2009年06月07日

キリンフリーの大ヒットで今期増額濃厚:キリンHD=買い時・売り時・株価診断

■ビール首位、飲料、医薬などに展開

消費関連銘柄の買い時・売り時 【特色】 キリンホールディングス<2503>(東1)は、2007年に持ち株会社として成立。主力のキリンビールの他、食料品や飲料を手掛けるキリンビバレッジ、医薬を手掛ける協和発酵キリンなどの子会社を持つ。売上の半分を占めるキリンビールは、設立1907年、上場1949年の歴史を持つ。発泡酒や第3のビールで首位の他、生ビールでも来年で発売20周年を迎える「一番搾り」や「ラガービール」など、多くの人気商品を持つ。
 今年4月8日には、世界初となるアルコール0.00%のノンアルコールビール「キリンフリー」を発売。発売直後から売上好調だ。年間予定数量を63万ケースから2.5倍以上の160万ケースと修正、増産体制に入っている。
 好調の理由は、泡・色・香り・のどごし感が普通のビールと同じ感覚で飲めることだ。「ドクターストップや車の運転」のためにビールを控えていた人が、安心してビール味を楽しんで飲める。アルコールなしでビール味を出すのは無理といわれていたが、それを実現して大ヒットにつながった。3つの特許があり、他社の追随も難しく独り勝ちになりそうだ。

■4月発売の『キリンフリー』の大ヒットで今期増額が濃厚

 【業績】 09年12月期の第1四半期(1〜3月)は、売上高4872億8700万円(前年同期4300億6300万円)、営業利益94億5400万円(同92億2700万円)と好調。通期の予想は、2月に発表した売上高2兆3000億円(前期比0.2%減)、営業利益1210億円(同17.1%減)の見通しは変えていない。この予想数字には、「キリンフリー」は入っていないものとみられる。特に、「キリンフリー」は利益への寄与が大きいといわれ、期中増額の可能性が極めて強い。期初予想ベースでの1株利益は59.7円、配当は前期に2円増配して年23円配当としたが今期も継続の方針。

■26週線抜いて上昇相場、目先的にはやや過熱感で休息も

 【株価推移】 今年3月の875円を底値に反発に転じている。3月には強気指標の判断となる26週線を抜いて「買い転換」(転換価格1090円)。前週は1238円まであった。26週線抜けは、昨年5月に同線を切って売り転換となって以来、1年ぶり。ただ、前週まで週足・陽線数が5本連続となるなど、短期的には上昇ピッチが速くやや過熱感が目につく。このため、週足で2本ていどの休息も予想される。

■『キリンのプリウス』人気で1500円は十分見込める

 【投資スタンス】 短期の調整はあっても、今年夏場には1500円相場が見込まれる。株式マーケットで「キリンのプリウス」と呼ばれる、今回のヒット商品『キリンフリー』はサマーストックとして絶好の材料。09年12月期の増額修正期待を織り込む形で、株価は短期休息後に1500円を目指すだろう。ただ、1500〜1750円水準は、かなり、厚い上値の壁となっている。当初予想の1株利益59.7円でのPERは20倍程度。ヒット商品を持っていることで割高感はない。押し目は積極買い。

>>注目の消費関連銘柄の売り時・買い時
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 21:05 | 注目銘柄
2009年06月06日

2日連続ストップ高のラクーン:黒字転換達成で見直し買い(銘柄検証)

■前09年4月期は大幅増収増益で黒字化達成

ラクーンホームページ アパレル・雑貨を中心とした小売店向け卸販売サイト「スーパーデリバリー」などを運営する、ラクーン<3031>(東マ)は、去る3日の引け後に前09年4月期業績予想の上方修正を発表したことが評価され4日、5日と2日連続のストップ高となった。中期経営戦略の計画を下回る数値であったが、対前年同期比で、大幅増収増益を達成することが確実となったため、見直し買いとなった模様。尤も、同社のビジネスシステムはストック型といえるため、一旦黒字化したらその後は黒字幅が拡大することが予想される。今後の業績拡大が見込めることから、敏感な投資家が一足先に買いを入れたものと思われる。
 5日引け後に、前09年4月期業績を発表した。売上高70億1800万円(前々期比23.9%増)、営業利益9300万円(前々期△1億5800万円)、経常利益9300万円(同△1億5800万円)、純利益8900万円(同△1億6000万円)と増収大幅増益を達成。
 同社は、06年10月10日に中期経営戦略を発表している。当時の状況から判断して、主力事業であるスーパーデリバリーの顧客の早期囲い込みが急務ということで、広告宣伝費を5億円程度積み増しし、積極的な広告宣伝活動を通じて、会員小売店の獲得を図ることにした。一方、出展企業を増やすために、これまで入会時の40万円一括徴収を取りやめ、月額4万円として、入会のハードルを低くする等、戦略的赤字を採った結果、早期に顧客の取り込みを実現したことで、計画通りに前期増収大幅増益となり、黒字転換を達成した。

■業績順調で09年4月期末の初配当を発表

 今10年4月期業績予想は、売上高73億5000万円(同4.7%増)、営業利益1億1500万円(同23.6%増)、経常利益1億1500万円(同23.6%増)、純利益1億1000万円(同23.5%増)と増収増益を見込む。
 尚、当初計画通り、前期で黒字化を達成したことで、09年4月期末の初配当を発表した。期末配当は1450円。
 売上の主力であるスーパーデリバリーの5月の経営指標(会員小売店数、出展企業数、商材掲載数)を3日に発表しているが、会員小売店数2万3389店舗(前月末比538店舗増)、出展企業数1037社(同12社増)、商材掲載数26万6481点(同6194点)と順調に伸びていることから、未曽有の消費不況を迎えているが、前期の業績を上回ることはほぼ確実と思える。思い切った中期経営戦略を実施した経営陣の判断が成果をもたらしている。

>>ラクーンのIR企業情報
提供 日本インタビュ新聞 Media-IR at 20:16 | 注目銘柄
2009年06月01日

6月中高値期待の住友金属鉱山:月足&週足&日足徹底株価診断

株価診断&注目銘柄■過熱感が目立ち始め6月中に高値をつける可能性

 住友金属鉱山<5713>(東1)=世界景気の回復期待から資源株が買われてきたことがある。また、アメリカ国債の格付け引き下げ懸念もある。金を手がける同社株に、景気回復期待とドル不安の両面からの人気が高まっている。月足チャートでは5月に12ヶ月線を抜いて動きはいい。当面、24ヶ月線(1650円)挑戦も見込めるが、24ヶ月線を抜くことは無理だろう。やや過熱感も目立ち始めており、6月中に高値をつける可能性強い。

>>犬丸正寛の『月足&週足&日足』チャート診断の詳細
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:33 | 注目銘柄
2009年05月31日

消費停滞の中、業績健闘のしまむら:消費関連銘柄の買い時・売り時

消費関連銘柄の買い時・売り時しまむら<8227>(東1)

■婦人向け実用衣料品店を全国展開

  【特色】 しまむらの本社は埼玉県さいたま市。会社設立1953年、上場は1988年。筆頭株主は島村企画、主力銀行はりそな銀行、主幹事証券は日興。株価は7000円台と高水準。売買単位は100株。

  低価格衣料品「ファッションセンターしまむら」を中心に全国展開。ベビー・子供用品の「バースデイ」やおしゃれ雑貨「シャンブル」などいくつかのチェーン店を持つ。店舗数は主力のファッションセンターしまむらが5月末で1130店舗(他連結チェーンを含むと1500店舗以上)となっている。これは、たとえば「ユニクロ(ファーストリテイリング<9983>東1)」の国内800店舗程度に比べ上回っている。

  郊外型店舗が中心で、女性向けが主力だが紳士や子供向けも取り扱っている。若い世代から中高年層まで幅広く支持されており、しまむらの洋服でコーディネートしている人を「しまラー」と呼ぶなど、流行への影響力があり、知名度も高い。

■消費停滞の中で業績健闘、店舗・商品ブランドアップが奏功

  【業績】 個人消費低迷で主力の「しまむら事業」において、来店客数は1.1%の減少。しかし、売場効率化とトレンド重視の商品政策で商品1点当り販売単価は764円と2.0%アップ、顧客1人当り買い上げ単価も2464円と0.8%増加した。この結果、消費不振の中で堅調な業績を挙げることができた。

  4月2日に発表の09年2月期は以下のとおり。
  ・売上高4108億2200万円(前期比横ばい)
  ・営業利益334億1500万円(同4.5%減)
  ・経常利益339億9400万円(同5.2%減)
  ・純利益190億5000万円(同4.0%減)
  ・1株利益521.9円(08年2月期542.9円)
  ・配当年116円(同年112円)

  10年2月期はグループのテーマを「ブランド化」として、店舗ブランドの一層の浸透と商品ブランドの高揚に取り組む。売上高は3.3%増の4242億円、営業利益4.4%増の348億8000万円、1株利益539.0円、配当は年116円の方針。なお、今期の営業利益率は8.22%(08年8.57%、09年8.13%)の見通し。なおファーストリテイリングの09年8月期予想営業利益率は15.3%。

■7500〜8000円には上値の壁

  【株価推移】 3月に安値をつけたのは、当時、内需関連株が一斉に売られたことがある。前週、7470円まで戻し、安値からの上昇率は62.3%と消費関連の中では戻り率は大きい。たとえば、東証1部の小売業種指数(コード番号1056)はボトムからの上昇率は26.3%。ただ、7500〜8000円にはかなり厚い上値の壁がある。このゾーンを突破するのは当面は厳しそうだ。

  ・08年の高値は1万200円(4月)、安値は5840円(9月)
  ・09年は高値7470円(5月)、安値4600円(3月)

■人気材料はないが景気回復なら上値も

  【投資スタンス】 しまむらは、消費低迷の中で今期が増収増益、営業利益率が向上することは評価できる。しかし、トヨタ自動車<7203>(東1)のハイブリット車や電気、ITに関連した人気材料があるわけではない。このため、外需関連銘柄に対しては、常に割り負け感で動くことが多い。ボトムから6割上昇し、上値の壁に差し掛かってきたことを考慮すると、ここからは徐々に上値は重くなりそうだ。外需関連銘柄の一段の上昇、国内景気の上向きを待つ展開となることが予想される。PERは13倍台と割高感はないので押し目買いスタンスで対応したい。

>>注目の消費関連銘柄の売り時・買い時
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 18:07 | 注目銘柄
2009年05月29日

日足で診るトヨタ自動車:4000円台を回復し高値更新となるか!

日足で診る■高値4080円抜けは微妙

 トヨタ自動車<7203>(東1)の28日(木)終値が100円高の3800円となって、去る5月12日以来、久々の30日線奪回となった。果たして4000円台を回復し高値更新となるのか、日足チャートから探った。
 30日線を抜いたことで4000円は目指すものと見ていい。ただ、5月7日につけた年初来高値4080円を抜くかどうかは微妙。仮に、抜いたとしても「1文新値」の心配がある。5月7日の時も4月10日につけた高値4000円は抜いたものの伸び切れなかったことがある。

■ポイントは「終値」で4040円を上抜けるかどうか

 動きをシンプルに見るために「終値」で眺めると4040円がポイントとなりそうだ。仮にザラバで高値を更新しても終値で4040円を抜くことができないと、かなり強烈なダブルトップの可能性がある。
 また、波動的に見た場合、4月2日に3500円へ乗せて以降は3500〜4000円のボックス相場の動きとなっている。このボックス相場を上放れるには、1日で300円幅の陽線が出るか、あるいは3日連続陽線で500円高するくらいの強い動きが必要。4000〜4080円はかなりの上値のフシとみられる。深追いは慎重に。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 10:46 | 注目銘柄
2009年05月26日

観光土産最大手の寿スピリッツ:月足&週足&日足徹底株価診断

株価診断&注目銘柄■観光土産の最大手、消費者の外出機会増加で好環境、10年3月期も連続増益

 寿スピリッツ<2222>(JQ)の日足では短期での戻りが予想される。しかし、週足、月足では短期より中長期で有望だが、当面は要調整といえる動き。仮に、週足、月足の動きをくつがえすとすれば、新興系銘柄に人気が台頭していることだろう。1部市場でトヨタ自動車など主力銘柄が上値の重い展開となっていることから小型銘柄へ物色のホコ先が向かう可能性がある。同社は鳥取県米子市に本社を置く和洋菓子の大手。全国の著名観光地に子会社を持ち、観光土産のトップというユニークさを持つ。週末の高速道路料金引き下げ効果もあって、消費者の外出が増えていることがある。出かければ、当然、お土産ということだ。5月19日に発表の09年3月期は営業利益69.9%増益と好調。10年3月期も8.1%の営業増益見通し。配当は年40円を継続。1株利益は150.3円。PERは6.9倍程度にすぎない。東京湾横断道路の利用料金800円、夏休みの全国高速道路料金割引(予定)など、事業環境は良い。こうした点への人気がさらに高まれば、「チャート破り」の相場もあり得る。押し目は積極的に仕込みたい。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:06 | 注目銘柄
2009年05月18日

東南アジアでの農業関連テーマに乗るクボタ:月足&週足&日足徹底株価診断

株価診断&注目銘柄■10年3月期も営業利益2ケタ減益、吹く場面あればいったん利益確定を

 クボタ<6326>(東1)の営業利益は2009年3月期の24.9%減益に続いて、10年3月期も31.9%の減益見通し。この予想業績数字では上値を一気に追うことは難しい。ただ、東南アジアでの農業に関連というテーマに乗るし水ビジネスにも期待がもてる。期中、先へ行くほど業績上方修正の可能性は含んでいる。チャートは日足が煮詰まり上値が見込めるが、そのまま上値を追う相場ではないだろう。吹く場面があれば、いったん利益を確定させたい。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:37 | 注目銘柄

幼児活動研究会:消費関連銘柄の買い時・売り時

消費関連銘柄の買い時・売り時幼児活動研究会<2152>(HC)

■保育園・幼稚園児教育に特色、体育指導に読み書き・計算・音楽などを加えた「YYプロジェクト」が高い評価

 【概要・特色】 幼稚園・保育園で体育授業指導や課外での体育指導を行っている。各幼稚園などで正課の体育指導を、年度初めに打ち合わせを行い、年間38回計画のカリキュラムを組んで指導に当たる。また、課外でもスポーツクラブやサッカークラブなどを設けている。子会社の銀河鉄道ツーリストでは、多くのツアーを組んで、子供たちの大自然や人との触れ合いの場を設けている。主要顧客は私立幼稚園・保育所及び園児保護者。
 設立は1972年、札幌から沖縄まで全国に支部を持つほか、東京と横浜では保育所「こっこる」を運営。2007年5月に大証ヘラクレスに上場している。

■09年3月期は増収増益、10年3月期は小幅減益予想だが事業環境は良好、1株利益は143.6円

・去る5月8日に発表された、09年3月期の業績は以下のとおり。
・売上高42億3100万円(前年比4.9%増)
・営業利益5億5900万円(同9.2%増)
・経常利益5億6700万円(同13.6%増)
・純利益1億5900万円(同50.5%減)

 【業績】 純益の減少は、前期に保険解約返金などがあったため。売上や本業の儲けを表す営業利益は堅調だ。少子高齢化は幼児を対象にした当社にとって一見マイナス材料にとらえられる。しかし、少子化に伴い子供に対する教育への関心は高まっており、幼稚園・保育園は独自の特色を打ち出す努力を行っている。体育指導を中心に、人間形成に寄与する倫理・道徳性を前面に打ち出した質の高いサービス提供を行っている当社は、むしろ時代のニーズに適合しており、新規契約が順調に締結されて業績を伸ばしている。
 特に3年前より取り組んだ「YYプロジェクト」という、体育指導に加え、読み書き・計算・音楽などの自学自習ができる子育てのカリキュラムが確立し、年少・年中・年長のすべてを補足できる指導体制となった。
 10年3月期の売上予測も44億1700万円と続伸する見通し。ただし、利益面では人材の強化やシステムの向上などの先行投資を行っていくため、営業利益は4.5%減の5億3300万円、経常利益も4.5%減の5億4200万円の見通し。純益は18.0%増の1億8700万と回復する。1株利益は143.6円、配当は年26円継続の方針。

■上場時の07年6月の4100円を高値に調整も底打ちからジリ高

 【株価推移】 株価は07年6月の上場時につけた4100円が高値。そこから08年11月の830円まで大きく下げた。新興系銘柄の人気低調が主な原因。その後は、戻り待ちの売りものをこなしながら下値を切り上げる動きとなっている。前週末15日の終値は1273円。

■PER8倍台、PBRも0.6倍台。社会ニーズも高く2000円への戻りは早い

 【投資スタンス】 09年3月期の1株利益143.6円で算出したPERは8.8倍、PBRも0.6倍と指標面ではかなり割安な位置にいる。業績面では堅実に拡大しており、下値を割り込む可能性は低い。特に、親の子供に対する教育への関心は非常に高い。幼児からの身体の成長に伴った外面、内面の同社の教育法への評価は高い。当面の上値のフシは2000円前後。ここまでの戻りは早いだろう。積極買いでよい。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:27 | 注目銘柄
2009年05月13日

出遅れ目立つ!日産自動車:月足&週足&日足徹底株価診断

株価診断&注目銘柄■10年3月期も1000億円の営業赤字、下値拾いに徹したい

 日産自動車<7201>(東1)の12日(火)発表の09年3月期は22.1%減収、営業赤字1379億2100万円、配当は年11円(08年3月期年40円)。10年3月期も営業赤字1000億円と大幅な赤字が続く。配当は無配とする。業績からは上値追いは難しい。特に、同社株の場合、独自での強力な材料を持っているわけでもない。上値が見込めるとすれば世界景気の回復による事業環境の好転だろう。また、トヨタ自動車<7203>(東1)ホンダ<7267>(東1)に比べ出遅れ感もある。上値買いは慎み、下値拾いに徹したい。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:57 | 注目銘柄
2009年05月11日

キリンHDは早めのサマーストック:月足&週足&日足徹底株価診断

株価診断&注目銘柄■例年6、7月に動く習性、「早めのサマーストック」狙い

 キリンホールディングス<2503>(東1)は、去る8日(金)に09年12月期の第1四半期を発表。営業利益は94億5400万円(前年同期92億2700万円)と増益だった。12月期通期では営業利益1210億円(17.1%減少)と予想は変えていないが、上回る可能性もある。「定番商品強化」、「健康志向への対応強化」、「総需要拡大」の3つの課題を掲げて取り組んでいる効果がみられる。配当は年23円を継続。1株利益は59.7円の見通し。最近の気温上昇もプラス。例年6、7月に動く習性があり、早めの「サマーストック」で狙いたい。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 14:09 | 注目銘柄
2009年05月10日

スポーツ用品店を全国に展開するアルペンの買い時・売り時・株価診断

消費関連銘柄の買い時・売り時アルペン<3028>(東1)

■スポーツ用品店を全国で349店舗展開、スキー用品に強い

 【概要・特徴】 アルペンは、名古屋に本社を置き、スポーツ用品店を全国に展開する。スポーツ用品店ではトップシェアを誇り、特に、ウィンタースポーツやゴルフ用品に強い。設立は1972年で、バブル期のスキーブームの頃に、既にスポーツ用品店ではトップクラスだったが、2006年3月まで上場は行わなかった。
 店舗はウィンタースポーツを中心とする「Alpen」が79店舗、ゴルフ専門店の「GOLF5」が177店舗、スポーツ総合で大型店舗の「SPORTS DEPO」が93店舗で合計349店舗(3月末時点)。
 また、グループ会社にはウィンタースポーツ用品やゴルフ用品のメーカー、スキー場やゴルフ場を経営する会社などを持つ。ウィンタースポーツの「kissmark」や「Hart」、ゴルフの「Tobunda」などは有名で人気も高く、自社のPBのとしての位置づけで専属販売しているのが強み。スキー競技の湯浅直樹や上村愛子など有名な選手も使用している他、CMにタレントやプロゴルファーを起用するなどイメージアップ活動も行っている。

■09年6月期は増収、営業利益2ケタの伸び、年30円配当継続

 【業績】 さる4月30日に09年6月期の第3四半期(08年7月〜09年3月)業績を発表した。

 ・売上1408億9800万円(前年同期比1.7%増)
 ・営業利益63億5300万円(同比0.7%減)
 ・経常利益70億1500万円(同比17.4%増)
 ・純利益43億7700万円(同比36.2%増)

 ウィンタースポーツやゴルフは景気の悪化に加え、暖冬やルール適合クラブへの買い替え一巡などの要因で苦戦ぎみだった。ただ、健康志向の影響でランニング関連や自転車など一般スポーツ全般が好調だったことに加え、競技水着や履き心地のよいウォーキングシューズなどの自社開発商品の強化や、携帯サイトなどで顧客へのサービス情報を提供するなどの努力を行った。その結果消費が冷え込みむなか、増収と健闘している。
 また、安易に出店だけを繰り返すのではなく、アルペンは9店舗の純減数(出店1、退店10)、ゴルフ5は3店純増(出店6、退3)やスポーツデポは2店純増(出店2)と出退店の見直しも行なっている。ウィンタースポーツなどが縮小している反面、ジョギング関連などが好調なのは、高齢化も考えると安定した需要が見込める。09年6月期は売上高3.3%増の1927億4000万円、営業利益11.2%増の94億2000万円、純益は13.8%減の52億円の見通し。1株利益は128.4円、配当は年30円を継続の方針。

■08年1月以降は1300〜2000円の往来相場

 【株価推移】 06年3月の上場時には4200円で始まり、4月に4740円まで上げた。ここを高値に08年1月の1270円までほぼ1本調子で下げた。その後は下げ止まり、現在までほぼ1300〜2000円のモミ合いが続いている。
 しかも、このところ1500円台が煮詰まる動きで、そろそろモミ合いの上値水準2000円へ向けて反発が見込めそうな動きだ。前週末の終値は1573円。

■1550円以下を仕込んで2000円接近で利食い、2000円突破には材料不足

 【投資スタンス】 会社予想1株益128.4円で計算すると、PERは約12倍。PBRも0.7倍と割安水準。通期で営業利益が2ケタの伸びも消費冷え込みということを考えると評価できる。1500円割れがあれば文句なく買えるが、そこまでは下げない可能性もある。1550円前後なら仕込んでよいだろう。ただ、2000円の壁を突破して上に行くには材料不足の感が強い。最近は、内需関連より外需関連銘柄の動きが良いこともある。当面は1500円台で買って、2000円接近場面で利食うのがよいだろう。

注目の消費関連銘柄の売り時・買い時
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 19:04 | 注目銘柄
2009年05月07日

ジーエス・ユアサ コーポレーション:月足&週足&日足徹底株価診断

株価診断&注目銘柄■テーマ性と取り組み人気だが、指標は割高、一般の新規買いは見送り

 ジーエス・ユアサ コーポレーション<6674>(東1)のチャートでは日足、週足、月足とも過熱感が目立つ。クリーンエネルギー関連人気と高水準の空売り残が株高の背景だが、1株利益は10円そこそこ、配当利回り0.5%等、指標面は割高。まもなく発表の3月期決算で、見通しが良ければ一段高で800円も。反対に見通しが悪いようだと調整入りの可能性がある。一般個人の新規買いは見送りが賢明。

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提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 15:58 | 注目銘柄

<新型インフルエンザ関連銘柄の株価診断>高機能マスク材料視の日本バイリン

■新型インフルエンザ材料視だが、材料一巡感なら元の水準

新型インフルエンザ関連銘柄の株価診断 日本バイリーン<3514>(東1)不織布の国内最大手メーカーである。1960年に、不織布世界首位の独フロイデンベルグ社、大日本インキ化学工業(現DIC)<4631>(東1)東レ<3402>(東1)の3社合弁による不織布専門メーカーとして設立された。衣料・メディカル資材、産業資材、自動車資材、空調資材などの分野に事業展開し、ハイブリッド自動車向けニッケル水素電池用セパレーター、インフルエンザ・花粉症対策の高機能マスクなどが材料視される。
 2009年3月期業績の会社計画は、売上高が08年3月期比14%減、営業利益が同66%減、経常利益が同59%減、純利益が同75%減の大幅減益の模様である。自動車用フロアマットなどの需要が期後半から急減速し、為替の円高影響もマイナス要因だった模様だ。ただし、インフルエンザ対策向けの高機能マスクの販売は増加した模様だ。10年3月期も自動車や産業関連の需要は低水準だが、人件費削減などでカバーする模様だ。
 株価の動きを見ると、4月27日には新型インフルエンザ発生を材料視して動意づいた。高機能マスクを手掛ける銘柄が物色された流れである。しかし、翌28日には一転して急落し、早くも材料一巡感を強めている。指標面の割安感に欠けるだけに、新型インフルエンザの感染拡大がピークアウトすれば、動意づく前の400円近辺でのモミ合い展開に戻る可能性が高いだろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:35 | 注目銘柄

三井住友フィナンシャルグループは金融不安後退なら出直り期待

株価診断&注目銘柄 三井住友フィナンシャルグループ<8316>(東1)は、三井グループと住友グループの中核をなす、大手金融グループの持ち株会社である。傘下のメガバンクに加えて、M&Aを積極的に活用して信託、ノンバンク、リース、証券分野を拡大している。国内証券分野では、米シティグループから、日興コーディアル証券の全事業と日興シティグループ証券の一部事業を買収すると発表した。大和証券グループ本社<8601>(東1)と合弁の大和証券SMBCに、日興シティグループ証券のホールセール部門を統合することも検討している模様だ。
 2009年3月期の業績については、4月9日に下方修正を発表している。保有株式の減損損失や、貸倒引当金の積み増しなどで、最終利益は3900億円の赤字となった模様だ。期末の配当予想についても減額修正した。10年3月期の業績見通しについても、与信関連費用の高止まりの影響などが懸念されるだろう。
 株価の動きを見ると、4月9日に8000億円を上限とする普通株の発行を発表したことで、株主価値の希薄化を嫌気した売りで急落した。しかしその後は、反発に転じている。金融システムに対する過度な不安心理が後退したことに加えて、日興コーディアル証券の買収がポジティブに受け止められた可能性も考えられる。与信関連費用の増加懸念など波乱要因も多いが、金融不安が後退すれば、出直り感を強める展開も期待できそうだ。10年3月期業績の会社見通し(5月15日発表予定)にも注目したい。(株価診断)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:44 | 注目銘柄

みずほフィナンシャルグループは波乱要因も多いが金融不安の後退が焦点

株価診断&注目銘柄 みずほフィナンシャルグループ<8411>(東1)は、旧富士、第一勧業、日本興業の3銀行を前身とする金融グループの持ち株会社である。現在は傘下に、法人向け銀行、リテール向け銀行、信託銀行、証券、カード、リースなどを置いている。グループ内の再編では、みずほ証券と新光証券<8606>(東1)が5月7日付で経営統合する。
 2009年3月期の業績については、4月23日に下方修正を発表した。保有株式の価格下落で減損損失が膨らんだこと、不良債権処理費用が大幅に増加したことなどを主因に、最終利益が5800億円の赤字に転落した模様だ。期末配当の予想については据え置いた。10年3月期の業績見通しについても、与信関連費用の高止まりの影響が懸念されるだろう。
 株価の動きを見ると、週足ベースでは13週移動平均線が上値抵抗線の形となり、軟調な展開である。ただし4月23日の業績下方修正発表後は、反発に転じている。金融システムに対する過度な不安心理が後退したことに加えて、09年3月期の最終赤字転落は織り込み済みで、逆に悪材料出尽くしと受け止められたようだ。金融不安が後退するかどうかが焦点だが、当面は出直り感を強める展開の可能性も考えられる。ただし、与信関連費用の増加懸念、資本調達への懸念など波乱要因も多いだけに、10年3月期業績見通しの会社計画(5月15日発表予定)に注目したい。(株価診断)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 09:37 | 注目銘柄

トヨタ:米GM・クライスラー破綻リスクもシェア拡大チャンス

株価診断&注目銘柄 トヨタ自動車<7203>(東1)は、グローバル展開を加速し、生産台数で世界首位の自動車メーカーとなった。世界的な金融危機の影響を受けて2008年秋以降の販売台数が急減したが、好財務内容に加えて、環境対応のハイブリッド自動車でも大きく先行しているのが強みだ。5月にはハイブリッド自動車の新型「プリウス」を発売する。
 09年3月期業績(米国基準)については、2月9日に下方修正を発表している。需要の急減速、在庫調整のための減産、為替の円高影響などを主因として、営業利益は4500億円の赤字、税前利益は5000億円の赤字、純利益は3500億円の赤字の見込みである。10年3月期の業績改善を目指すが、北米や国内の販売動向、為替動向には不透明感が強い。期後半から生産が上向き、コスト削減効果が寄与しても、通期ベースでは営業赤字が残る可能性も懸念される。
 株価の動きを見ると、4月上旬に急騰した後、足元は4000円台手前での短期的なモミ合い展開である。ただし週足ベースで見れば、26週移動平均線を突破して戻り歩調の展開となっている。為替の円高一服、減産幅の縮小が好感されていることに加えて、米GMやクライスラーの破綻リスクもシェア拡大のチャンスと受け取られ始めるなど、ポジティブな反応が目立っている。期待が先行し過ぎの印象も強いが、10年3月期の業績悪化まで織り込んだ可能性も考えられる。10年3月期業績の会社見通し(5月8日発表予定)で波乱がなければ、上値志向の展開が期待されるだろう。(株価診断)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:55 | 注目銘柄

三洋電機:リチウムイオン電池や太陽電池関連事業を拡大

株価診断&注目銘柄 三洋電機<6764>(東1)、家電の大手だが、2次電池事業を収益の柱とし、不採算事業の縮小や撤退などで経営再建を進めている。リチウムイオン電池や太陽電池関連の事業を拡大する方針で、2008年12月にはパナソニック<6752>(東1)の資本・業務提携を発表したが、パナソニックによるTOBの実施が遅れ、09年4月以降にずれ込んでいる。
 2009年3月期業績(米国会計基準)については、3月24日に下方修正を発表している。営業利益は0億円、税前利益は1070億円の赤字、最終利益は900億円の赤字となった模様だ。2次電池、電子部品、半導体などの需要減速と採算悪化に加えて、半導体事業を中心とする固定資産減損損失、追加の構造改革費用計上などで赤字が膨らんだ。10年3月期についても、需要は引き続き低水準であり、構造改革費用の計上も継続する模様で、大幅な業績改善の可能性は小さいだろう。
 株価の動きを見ると4月以降、140円近辺でのモミ合い展開から上放れる形となり、26週移動平均線を突破して出直り感を強めている。特に好材料は見当たらないが、景気底入れ期待や、リチウムイオン電池関連を物色する流れと考えられる。現状ではファンダメンタルズ面の裏付けがなく、上値を追う可能性は小さいと考えられるが、10年3月期業績見通しの会社計画(5月14日発表予定)に加えて、パナソニックとの提携効果の見通し、TOB実施時期などが注目点だろう。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 08:50 | 注目銘柄
2009年05月06日

ソフトバンク:26週移動平均線突破で戻り歩調の展開、上値志向

株価診断&注目銘柄 ソフトバンク<9984>(東1)は、傘下のヤフー<4689>(東1)が稼ぎ頭だが、ボーダフォン買収以降は、インターネット関連事業とともに、移動体通信事業、固定通信事業、ブロードバンド・インフラ事業を総合的に拡充している。
 4月30日に発表した2009年3月期業績は、ソフトバンクBBのコスト削減や、ヤフーの好調などが寄与して営業利益は08年3月期比11%増だった。経常利益は同13%減、純利益は同60%減だった。持分法投資利益の一巡、デット・アサンプションに係わる特別損失や、減損損失の計上がマイナス要因だった。フリーキャッシュフローは1815億円のプラスだった。10年3月期業績の会社計画は、営業利益が09年3月期比17%増の4200億円となる見込みだけを公表した。配当は同2・5円増配の年間5円とする方針だ。また、フリーキャッシュフローについては2500億円のプラスを見込み、同時に3年間累計で1兆円の目標を示した。
 株価の動きを見ると、決算発表翌日の5月1日には出来高を伴って大幅高となり、年初来高値を更新した。1500円近辺での短期的なモミ合いから上放れた形である。4月30日の決算発表で、フリーキャッシュフローの拡大と、継続的な増配の方針が示されたことを好感したようだ。週足ベースで見れば、26週移動平均線を突破して、戻り歩調の展開となっている。値動きを材料視して乱高下する可能性も考えられるが、財務面の不安後退という好材料であり、当面は上値志向の展開だろう。(株価診断)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 17:56 | 注目銘柄

<新型インフルエンザ関連銘柄の株価診断>検査薬増産のみらかHD

■新型インフルエンザで検査薬増産の報道

新型インフルエンザ関連銘柄の株価診断 みらかホールディングス<4544>(東1)は、2005年4月に富士レビオ(旧)が、TOBでエス・アール・エルを完全子会社化した。さらに05年7月には富士レビオ(旧)が、現社名に変更して持ち株会社化した。現在は、分割により新設した富士レビオと、エス・アール・エルを傘下に置き、臨床検査薬事業と受託臨床検査事業を主力に、減菌事業や治験事業も展開している。
 5月5日付の日本経済新聞「新型インフルエンザ対策で、熱測定カメラや検査薬を増産」という記事の中で、傘下の富士レビオが紹介されている。インフルエンザ検査薬の部品や素材について、仕入れ先の在庫状況を調査し、連休明けの受注動向をみて増産するか決めるという内容だ。
 09年3月期業績の会社計画は、08年3月期比2%増収、3%営業増益と微増収微増益の模様だ。臨床検査薬事業で、インフルエンザ流行の立ち上がりが例年より遅れた模様である。10年3月期の業績見通しは、減価償却負担の減少で営業増益の模様だが、新型インフルエンザ関連で検査薬需要の増加も期待されるだろう。
 株価の動きを見ると、徐々に下値を切り上げる展開で、26週移動平均線も突破して出直り感を強めている。これは、昨年12月の自己株式消却や、堅調な業績が評価されたと考えられる。足元はやや調整局面のようだが、新型インフルエンザ関連を材料視して動意づく可能性も考えられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:45 | 注目銘柄

三菱商事:安値圏モミ合いから上放れ、当面は上値志向の期待

株価診断&注目銘柄 三菱商事<8058>(東1)は、総合商社の最大手で、三菱グループの中核を占めている。原料炭やLNGなどの資源・エネルギー関連のほか、官公需関連にも強みを持っている。また3月5日には、スペインのアクシオナ社が開発した、世界最大級の太陽光発電事業に参画すると発表している。
 2009年3月期の業績(米国会計基準)についての会社公表数値(1月30日発表)は、営業利益が08年3月期比72%増の6100億円、税前利益が同8%減の5100億円、純利益が同11%減の4200億円である。ただし、世界的な景気悪化の影響で、資源・エネルギー関連を中心とする需要の減速、資源価格の下落に加えて、投資収益の悪化、減損損失の計上などで、純利益は計画を下回った可能性が高い。10年3月期については、景気底入れ期待が高まるが、資源価格下落の影響が大きく、通期ベースでは減益見通しとなる可能性が高い。
 株価の動きを見ると、1600円台まで回復し、戻り歩調の展開となっている。足元では、10年3月期も大幅減益見通しと報道されたが、反応は限定的だったようだ。これは、大幅減益見通しは織り込み済みで、世界的な景気底入れに対する期待が優勢になったと考えられる。週足ベースで見れば26週移動平均線を突破して、上昇トレンドへ転換した可能性も考えられる。市場の地合い次第では、上値志向の展開が期待できそうだ。ただし10年3月期業績見通しの会社計画(5月8日発表予定)には注意しておきたい。(株価診断)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 16:33 | 注目銘柄

任天堂:最終利益は為替動向次第、10年3月期見通しに注意

株価診断&注目銘柄 任天堂<7974>(東1)は、ゲーム機のハード、ソフトの最大手で、現在は携帯型ゲーム機「ニンテンドーDS」と据置型ゲーム機「Wii」が主力製品である。3月には「ニンテンドーDS」シリーズの全世界累計販売台数が1億台を突破した。4月には「DSi」の国外販売も開始した。また、ドル建て資産が多いため、期末の為替換算で経常利益が変動しやすいことに注意が必要だ。
 2009年3月期業績の会社計画(1月29日発表)は、売上高が08年3月期比9%増、営業利益が同9%増で過去最高の見込みだが、経常利益は同16%減、純利益は同11%減と減益の見込みである。ハードとソフトの販売は好調だが、為替レートを1米ドル=90円、1ユーロ=120円とし、為替差損が約2000億円発生する模様だ。10年3月期についても新型「DSi」が寄与して、ハードとソフトの販売好調が期待されるが、最終利益については為替動向次第となりそうだ。
 株価の動きを見ると、軟調な展開が続いている。週足ベースで見れば、13週移動平均線が上値抵抗線となる形で反落し、安値圏でモミ合う展開となっている。これは、1月29日に発表した業績予想の下方修正に対する失望感、為替の円高に対する警戒感、消費低迷の影響によるゲーム機販売減速に対する警戒感、さらには業績のピークアウトに対する警戒感などが考えられる。10年3月期業見通しの会社計画(5月7日発表予定)で買い安心感が得られるかが焦点だろう。また為替動向にも注意が必要だ。(株価診断)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 13:59 | 注目銘柄

<新型インフルエンザ関連銘柄の株価診断>紡績関連で短期資金流入のクラボウ

■新型インフルエンザ材料視で短期資金、感染ピークアウトなら元の水準

新型インフルエンザ関連銘柄の株価診断 クラボウ(倉敷紡績)<3106>(東1)は、綿紡績の大手で、自動車内装材、建材、バイオ関連など非繊維事業を拡大している。繊維事業に関しては3月31日、市場縮小やデフレ傾向が強いため、岡山工場の閉鎖などを含めた構造改革を実施すると発表した。
 2009年3月期については3月31日、構造改革発表と同時に下方修正を発表している。売上高は08年3月期比4%減、営業利益は同74%減、経常利益は同71%減、純利益は73億円の赤字となった模様だ。繊維事業や化成品事業の需要減速に加えて、繊維事業の構造改革に伴う特別損失の計上、繰延税金資産の一部取り崩しで最終赤字が膨らんだ模様だ。10年3月期についても事業環境は厳しく、需要は低水準が予想される。合理化効果が寄与しても、収益は弱含みの見通しとなる可能性が高い。
 株価の動きを見ると、豚インフルエンザ発生を機に動意づき、出来高を伴って急騰した。マスクなどを手掛ける紡績関連銘柄が、一斉に物色された流れである。しかし5月1日には一転して急落し、荒い値動きとなっている。株価が100円台の低位株であり、値動き自体を材料視している可能性も高い。新型インフルエンザの感染拡大がピークアウトすれば、短期資金の逃げ足は速いだろう。急騰前の水準に戻って、上値にシコリを残す可能性も考えられる。
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:44 | 注目銘柄

ソニーは人員削減など事業構造改革効果寄与だが利益圧迫要因多い

株価診断&注目銘柄 ソニー<6758>(東1)は、AV機器の大手で、海外を中心にブランド力は強い。エレクトロニクス分野を中心として、ゲーム機、映画、金融などに多角展開している。当面はエレクトロニクス分野、特にテレビ事業や、持分法適用の携帯電話端末などの損益改善が課題だが、すでに収益構造が大きく変化しており、中長期的な方向性に対する不透明感が強い。2009年3月期の業績(米国会計基準)については、営業利益、税前利益、純利益ともに大幅な赤字となった模様だ。エレクトロニクス分野を中心とする需要の減速、為替の円高影響、持分法投資損失の拡大、事業構造改革費用の計上などが利益を圧迫した模様だ。ソニー生命の運用状況によっては損失が拡大している可能性も考えられる。10年3月期の業績についても、引き続き事業環境は厳しく、人員削減などの合理化や事業構造改革の効果が寄与しても、営業赤字が継続する可能性が高いだろう。
 株価の動きを見ると、2月後半の1500円近辺の年初来安値圏から反発している。週足ベースで見れば、26週移動平均線を突破して上値を切り上げ、出直り感を強める展開となっている。これは、値ごろ感、過度な不安心理の後退に加えて、為替の円高一服、景気の底入れ、事業構造改革の効果などによる収益改善が期待されたと考えられる。ただし、中期的な方向性に不透明感が強いことも考慮すれば、過度な期待が先行し過ぎの印象が強い。10年3月期業見通しの会社計画(5月14日発表予定)に注意が必要だろう。(株価診断)
提供 日本インタビュ新聞社 Media-IR at 12:42 | 注目銘柄

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